ブレゲのアイコン「トラディション」に、2つのブティック限定モデルが仲間入り。

今やブレゲ（BREGUET）のアイコンとして知られるウォッチコレクション「トラディション」に、2つの美しいブティック限定モデルが仲間入り。

2005年に発表された「トラディション」は、ムーブメントの調達機構を大胆にも地板の上に配し、表から見えるようにした独創的なスケルトン構造で一躍話題を集めたウォッチ。メゾン初期に開発された懐中時計「スースクリプション」がインスピレーション源で、特徴的な左右対称の構造が美しいバランスを描いている。

今回、お目見えしたブティック限定の新作「トラディション レディ 7038」は、美しい虹彩を放つタヒチ産マザーオブパールのダイヤルと、鮮烈なオレンジのレザーストラップが目を引くレディスウォッチ。ダイヤルは12時位置にオフセットされ、10時位置にはレトログラード式のスモールセコンドを表示。中央のゴールドカラーの香箱にはロゼット模様が手作業で刻まれ、ベゼルには68個のダイヤモンドが繊細にきらめくなど、極めてメカニカルでありながら、フェミニンな趣が際立つフェイスが特徴だ。

同モデルには、ウォッチケースとしてのアクセサリーも用意。イタリアの伝統的な鞍工芸職人によるグレイン・カーフレザーのケースは、お好みでクラッチバッグとして活用することも可能だ。バッグの留め具には、ウォッチの香箱に採用されたのと同じロゼット模様が施されている。

もう一つのブティック限定モデル「トラディション オートマティック レトログラード セコンド 7097」は、知的でフレッシュなブルーダイヤルが印象的なデザインで登場。こちらもレトログラード式のスモールセコンドを10時の位置し、ロジウム仕上げのブレゲ針を採用した時針や分針とともに秒を表示。さらに時刻の読み取りやすさを最適化し、このスモールセコンドを強調するため、ペルラージュを施した半月形の秒目盛りをダイヤルに重ね合わせている。

唯一無二の機構を装飾として捉え、マニュファクチュールの心意気が可視化された名品ウォッチを今すぐチェックして。

問い合わせ先／ブレゲ ブティック銀座 03-6254-7211

https://www.breguet.com/jp

Text: Makiko Awata