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平均○歳で発症!? 女性の「更年期障害」の主な症状と治療法2つ

  • 2015.5.5
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【女性からのご相談】

48歳の女性です。最近、のぼせや体がだるい感じがあり、「もしかして、これが更年期障害なのかな?」と思っています。症状や気をつけたほうがよいことなど、更年期障害について詳しく教えてください。

●A. 「更年期障害」は45〜55歳頃に生じるホルモンバランスの異常です。病気ではありませんが、症状がひどい場合は薬による治療も検討されます。

こんにちは、スチューデントドクターのひでくらてすです。ご相談ありがとうございます。

『更年期障害』は加齢に伴う生理的な現象で、女性にとっては避けて通れない道です。今回は『更年期障害』とはどういったものなのか、また、症状が重い場合にはどういった治療方法があるのかをご説明します。

●「更年期障害」とは

『更年期障害』の“更年期”とは女性の卵巣機能が減退し始め、消失するまでの期間のことで、日本産婦人科学会によると日本人の平均は50歳とその前後5年ほどにあたります。

女性ホルモンの1つに“エストロゲン”というものがあるのですが、更年期になると卵巣機能が低下して、この“エストロゲン”が減少します。これによってホルモンバランスが崩れ、さまざまな症状を引き起こすのです。

●「更年期障害」の具体的な症状

『更年期障害』の症状がどのように表れるかは、心理的な要因や環境の影響なども受けるために個人差があります。症状が定まらないために、『不定愁訴(ふていしゅうそ)』と表現されることもありますが、主な症状としては以下のようなものがあります。

(1)月経の異常

(2)のぼせ・ほてり・発汗

(3)動悸

(4)倦怠感

(5)不眠

(6)イライラ感

(7)うつ状態

●「更年期障害」の治療法2種類

『更年期障害』は生理的な現象ですので、病気ではありません。また、1年〜数年間継続することもありますが、老年期に近づくにつれ軽快します。ただし、症状が重い場合には病院での治療対象となることもあり、主な治療法には以下の2種類があります。

(a)薬物治療:ホルモンの補充・漢方薬・自律神経調整薬など、症状や状況に合わせた薬が処方される

(b)心理的カウンセリング:イライラ感やうつ状態をカウンセリングにより軽減させる

そのほか、ウォーキングなどの運動や、栄養バランスのとれた食事を心がけるといったご自身でできる生活改善も、『更年期障害』の予防や症状の緩和に効果があります。

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繰り返しになりますが、『更年期障害』は老年期を迎える上で女性にとって避けられない生理現象です。あまり悩まずに、“うまく付き合う”くらいの気持ちでいましょう。

【参考リンク】

・更年期障害の基礎知識 | 小林製薬

●ライター/ひでくらてす(スチューデントドクター)

関東の某大学医学部在籍中。映像制作や広告などの社会人経験を経た後、突然「医者になる」と路線変更を宣言。同僚や家族を驚かせる。現在は大学病院で実習中。