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手足がガタガタ震え出す…この症状はいったい何なの? パニック障害がわかるまで【パニックにゃんこ Vol.5】

  • 2020.8.9
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前回のあらすじ
新幹線を降りてからは激しい便意で歩くのも大変…駆け込んだ病院での診断はなんと…


普段健康体で風邪すらほどんとひいたことがないタマオくんが夜突然の腹痛を訴え、タマオくんが苦しんでるということで私は大慌てで病院へ



急いでタクシーを呼び私も乗り込んでドアを閉めました。


しかし…




ドアを閉めた瞬間一瞬背筋が凍るような感覚に…



え? 新幹線でのあの悪夢が再び?!

と一瞬焦りましたが、その悪寒もすぐ消えてくれたので気のせいだろうとホッとしました。


実は心の奥底で「車降りたい…」と思ったのですが、悪寒が消えてくれたのでそのまま出発しました。


しかし今考えるとやはり降りておけば…と




タマオくんの点滴待ちの時にそれは起こりました…





不思議なことにひたすら手足だけがガタガタ震え出したのです!

この時の体調も気分も特に問題はありません。

ただただ意味が分からずしばらく我慢していましたが、収まる様子もなく段々怖くなってきました…


私今病院にいるよね…?
ということで私も診てもらおう!




体の震えをみているうちに「また帰りのタクシーで同じことが起きるんじゃないか?」という不安でいっぱいになりました。

その不安も伝えたら、お医者さんは何か察したのか気分を落ち着かせる薬を打ってくれました。

この時は何の薬かさっぱり分かりませんでしたが、薬の名前は憶えていたので今思うと、あれは精神安定剤だったんだ…

と分かります



そしてついに心療内科の一言が私の耳に入りました。



そう…
この時のお医者さんは私の問診で「あ、これパニックだな」と感づいたので安定剤も打ったのだと思うし、とても良いお医者さんだったと思います。


しかし…当時はまさか自分が…と、心療内科は自分には全く関係のないものだと思っていました。

早めに行動して心療内科にも行っていれば…と今考えれば後悔もありますが、その時これだけの症状では検討すらもできませんでした。



これから何度も同じような目に合って、ようやく心療内科への門を叩くことになりますが、それはもう少し先の話…

次回に続く


『パニック障害とは』
理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、手足の震えといった発作が起こり、そして発作が繰り返されることで、発作に襲われることに対する不安を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまう症状です。

本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。

(鳥頭ゆば)

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