ビールのおつまみにぴったり！つるつるぷるん！アレンジワンタンレシピ2選

フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。暑い日には、口あたりがいいものが食べたくなりますよね。つるんとのどごしのいいワンタンなら、食欲がない時も食べやすく、ひんやり冷やせば、夏向きの一皿になります。今回ご紹介するのは、ぷりぷり食感のえびワンタンと、きゅうりを使ったワンタンの2品。ビールのお供にもぴったりですよ。

このレシピを試すのにかかる時間

• 各20分

冷やしえびワンタン

なめらかなワンタンのつるんとした口当たりと、エビのぷりぷりとした食感と旨みが味わえるえびワンタンですが、夏は冷たくして食べるとのど越しもよく、箸が進みます。

えびは食感が残るようにたたき、よく練り混ぜて皮に包みます。茹ですぎると皮がぐずぐずになるので、茹で時間に気を付け、茹で上がったら氷水で冷やします。夏にぴったりの味わいです。

材料（2人分）

わんたんの皮 18～20枚

えび 120ｇ（殻をむいた重さ）

長ねぎ 15cm

生姜 1片

A）ごま油 小さじ１

A）片栗粉 小さじ１

A）塩 小さじ1/3

B）醤油 大さじ１

B）酢 小さじ２

B）砂糖 小さじ1

B）ラー油（又はごま油） 適量

片栗粉 適量（下ごしらえ用）

香菜 適量

作り方

① 長ねぎは、外側の白い部分を千切りにして水にさらす。中の部分はみじん切りにする。生姜はみじん切りにする。

② えびは殻をむいて背わたを取る。ボウルにえびと塩少々、片栗粉を大さじ1くらい入れて軽く揉むようにして汚れをとり、水で洗ってクッキングペーパーなどでしっかり水気を取る。

③ えびの1／3量は大きめの粗みじんに切り、残りはこまかく叩く。

④ ボウルにえび、みじん切りにした長ねぎと生姜、Aの調味料を入れてよく練り混ぜる。

⑤ ワンタンの皮のふちに水をつけ、真ん中にえびのタネを小さじ1強のせる。三角に畳んだら折り曲げるようにして、皮の端を水でくっつけて止める。

⑥ 鍋にたっぷりお湯を沸かし、ワンタンを入れて2分半～3分茹で、ざるにあけて、氷水で冷やす。

⑦ 水気を切って盛り付け、千切りにした長ねぎと、お好みで香菜を添え、Bを混ぜたたれをかける。

えびはお手頃価格のバナメイエビ10尾の殻を剥いて使いました。包み方は三角に折り畳んだだけでも、中身がでないように包めばOKです。

お好みで花椒パウダーをたれに混ぜるのもおすすめです。

きゅうりの冷やしワンタン

豚ひき肉ときゅうりを包んだ冷やしワンタンは、きゅうりの食感と青っぽさが残り、さっぱりとしたおいしさ。経済的にできるのもうれしい一品です。

材料（2人分）

わんたんの皮 18～20枚

豚ひき肉 100g

きゅうり 1本

長ねぎ 15cm

生姜 1片

A）ごま油 小さじ1

A）日本酒 小さじ1

A）塩 小さじ1／3

ポン酢 大さじ2

ラー油（又はごま油） 適量

作り方

① 長ねぎは、外側の白い部分を千切りにして水にさらす。中の部分はみじん切りにする。生姜はみじん切りにする。

② きゅうりは縦半分に切り、種をスプーンなどでとる。6～7mm角に切り、塩を小さじ1／4（分量外）入れて混ぜてしばらく置き、ぎゅっと水分を絞る。

③ ボウルに豚ひき肉、みじん切りにした長ねぎと生姜、Aの調味料を入れてよく練り混ぜ、きゅうりを入れて混ぜる。

④ ワンタンの皮のふちに水をつけ、真ん中に肉だねを小さじ1強のせる。三角に畳んだら折り曲げるようにして、皮の端を水でくっつけて止める。

⑤ 鍋にたっぷりお湯を沸かし、ワンタンを入れて3分位茹で、ざるにあけて、氷水で冷やす。

⑥ 水気を切って盛り付け、千切りにした長ねぎと、しそを添え、ポン酢とラー油を混ぜてかける。

ポン酢の他に、しゃぶしゃぶ用のごまだれなどでも。千切りにした針しょうがや、みょうがを合わせるのもおすすめです。

暑い夏の食卓に、ひんやりつるんと食べやすい冷やしワンタン。今夜の夕食にいかがですか？