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夫の友人との付き合いが苦痛…オンライン飲み会にも参加しないとダメ?

  • 2020.8.3
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コロナ禍による新しい生活様式によって、友人知人との飲み会もままならなくなりました。そこで、開催されているのが「オンライン飲み会」。パソコンやタブレット、スマホを使って、自宅からビデオ通話で行う飲み会です。

しかし、これに悩まされているのが、夫の友人や同僚たちが苦手な人見知り妻。リモートワークで退屈な夫が、週末だけではなく平日もオンライン飲み会に参加し、「どうせ自宅で一緒にいるんだから…」と妻も参加させようとするからです。

それでなくても内向的な性格なのに、慣れないオンライン飲み会への参加を夫やその仲間から強要されて、妻はしんどい思いをしているのではないでしょうか。

夫はどうして妻を自分のコミュニティの飲み会に参加させたがるのでしょうか? それを断る方法はあるのでしょうか?

■オンライン飲み会に妻の参加を強要する夫
以前から「夫が同僚や学生時代の友人が集まる飲み会に私を参加させようとして困る」という妻から相談が寄せられることはありました。

夫の同僚や友人は、妻にとってほぼ初対面の人ばかり。共通の思い出もなければ、話題もなかなか見つからないでしょう。そんなすでに出来上がっているコミュニティにたった1人で参加するのは居心地が悪いものです。人見知りをしてしまうタイプならなおさらでしょう。

お店での飲み会に参加していた頃なら、夫が妻を連れて行くのには理由がありました。それは、「もし自分が酔いつぶれても妻が連れて帰ってくれる」という安心感があったからです。



今はコロナ禍で会食や飲み会の自粛が叫ばれているため、お店での飲み会はオンラインに移行。「酔いつぶれても家だから、私がわざわざ参加する必要はないわね」と胸をなでおろした人見知り妻は多いでしょう。

しかし、オンライン飲み会に変わっても、なぜか妻を誘ってくる夫。初めましての人が多い中で、そのうえ慣れないオンライン飲み会への参加は苦痛でしかありません。でも、お店とは違って家にはいるので「ちょっとだけ、ちょっとだけ」と夫に言われたら、無下に断れないでしょう。

さらにオンライン飲み会では、お店のように閉店時間もなく終電を気にすることもないので、エンドレスとなってしまうことも。「まだ、お店の飲み会に誘われていた時の方がマシだった…」と、妻のため息が聞こえてきそうです。




■「妻を友人や同僚に紹介したい」夫の本音は?



夫は、どうして妻を自分のコミュニティの飲み会に参加させたがるのでしょうか?

実は、夫が妻を友人や同僚の飲み会に参加させたがるのには、もう一つ理由が考えられます。それは、妻をみんなに自慢したいからなのです。

しかし、自分から「うちの妻はすてきな人なんですよ」とか「こんな妻と結婚して幸せだ」とは言えませんよね。そこで、百聞は一見にしかずで、妻を飲み会に誘って友人や同僚に会わせ自慢しているわけなのです。

社交的な夫の愛妻自慢だと思えば、気を悪くする妻はいないでしょう。「私の気持ちなんてお構いなしで、なんて自分勝手な夫だろう」と思っていた社交夫もかわいく見えてくるのではないでしょうか。

とはいえ、よく知らない人との飲み会が苦痛なことには変わりありません。夫も最初こそは妻に気をつかうかもしれませんが、お酒が入って話が盛り上がってくると、最終的に妻をほったらかし…というのが定石でしょう。

では、そんな気まずい飲み会への参加を、夫を立てつつ断る方法はないのでしょうか?

■夫に誘われたオンライン飲み会をうまくかわす方法



参加するのは気が重い夫のコミュニティ飲み会は、オンラインだからできる方法で離脱するのはいかがでしょうか?

例えば、最初の挨拶だけ参加して、あとは「おつまみ作ってきます」「子どものお世話が…」など家事育児を理由にそっと飲み会から退席すればいいのです。

お店での飲み会では途中で帰るのは難しいですが、オンライン飲み会なら途中退席しても目立ちませんし、理由を見つけやすいというメリットがあります。

もし、妻を自慢したい夫が「最後まで参加してよ」と言うタイプなら、事前にきっぱり断っておいてもいいと思います。

「そういう場では、何も話せずにニコニコしているだけの置物みたいになるだけだから、性格的にずっと参加するのはつらいの。最初だけみなさんにご挨拶するから、あとは頃合いを見て退席させてね」など、夫の希望にも沿いつつ断るのはいかがでしょうか。

あらかじめ夫にきちんと伝えておくことで、オンライン飲み会も抜けやすくなりますし、ぐっと精神的な負担も軽くなるでしょう。

社交的な夫ほど、コロナ禍による会食や飲み会の自粛といった新しい生活様式に大きなストレスを感じていることでしょう。それを発散できるものはオンライン飲み会くらいなので、内向的な妻も少しだけ付き合ってあげましょう。

オンライン飲み会に一通り顔を出しておけば、夫の「妻を自慢したい」気持ちも満足して、リアルな飲み会が解禁になった時は参加免除となるかもしれませんよ。




(佐藤栄子)

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