1. トップ
  2. ファッション
  3. 素敵に見せるのではなく「見える」|人気スタイリスト・樋口かほりさんの「コーディネート理論」

素敵に見せるのではなく「見える」|人気スタイリスト・樋口かほりさんの「コーディネート理論」

  • 2020.8.3
  • 34366 views

見せるのではなく「見える」。そんなさりげないワザが効いたスタイリングで、毎号反響を呼ぶスタイリスト・樋口かほりさん。過去に手がけたスタイリングをもとに、そのファッションセオリーをあらためて解剖。リアリティのあるスタイルを生み出すうえで大切にしている「言葉」をワードローブづくりのヒントに。
※クレジット表記のないものは、すべて樋口さん私物です。

BACK ATTITUDE
「デニムは前より後ろ」


ヒップやパッチなど、服の中でもとくにデニムは後ろが絵になる服。右の写真はヒールまで赤いサンダルにしたり、ヘアにリボンを飾ったり。顔が見えないぶん、「何が好きな人か」を感じさせる後ろ姿を意識的に表現しました(樋口さん)

RED
赤は「とっておく」


いつもはベーシックな色を好む人が、ある日突然赤をさらっとまとう姿には、ドキッとさせられるものがある。だから私の中では、赤=いざというときの色。シンプルなデザインを選ぶなど、無理のない取り入れ方が大事だと思います(樋口さん)

POWER OF WHITE
白はある意味「派手な色」だから


清潔感や知性のある白は、同時に緊張感のある色。白シャツなど正統派なものだとその印象はさらに高まる。ALL白ならなおさら。Tシャツやあえてストラップつきのパンツなど、なるべく「隙がある白」を選んでいます(樋口さん)

TUCK - IN
あなどるべからず「タックIN」


撮影中、何かしっくりこないと思ったら、新たに足すよりもすでにあるものを「ひねる」ような発想で解決することが多いです。タックINもその1つ。ハイウエストパンツやベルトに頼らずにスタイルUPが見込めます(樋口さん)

☑さらにスタイリスト樋口さんによる
「8つのセオリー」をGISELe WEBで公開中!
スタイリスト・樋口かほりさんの「スタイリングテクニック」8つのセオリー

元記事で読む
の記事をもっとみる