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鮮烈な苦味が暑気を払うフレッシュゴーヤーレシピ|踊り出したくなるほど美味しい沖縄料理③

  • 2020.8.1
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新鮮なゴーヤーが手に入ったら、火を通さないフレッシュな風味もぜひ試してみてください。その鮮烈な味わいは夏バテを吹き飛ばしてくれるはず!

鮮烈な苦味が暑気を払うフレッシュゴーヤーレシピ|踊り出したくなるほど美味しい沖縄料理③

■フレッシュで刺激的な味わい

新鮮なゴーヤーを生のまま味わうフレッシュなレシピをご紹介します。
まずは、ゴーヤーをすりおろした「シリシリー」です。シリシリーというとニンジンなどを使ったものが有名ですが、ゴーヤーシリシリーは、おかずにもデザートにもなります。さらに絞ればジュースにもなるので、この夏の暑気払いに活用してみてください。
次は「ゴーヤーのさしみ」。程よい苦味が酒のつまみにぴったりです。できるだけ白いワタの部分は取り除き、美味しい緑の部分だけを使ってみてください。

□シリシリーとジュース

◇材料

ゴーヤー:適宜


(1)すりおろす
ゴーヤーは、おろし金で周りのイボイボと緑の部分をおろす。白い部分は味が悪いので、それ以上はおろさない。

すりおろす
すりおろす

(2)味付けをする
シリシリーは、ヨーグルトの上にのせ、蜂蜜や果汁で甘く味つけしてもいいし、鰹の削り節、醤油で食べればおかずになる。

味付けをする
味付けをする

(3)ジュースにする
おろしたものを布巾などで絞れば、ジュースになる。グラスに氷を入れて注ぎ、濃ければ水で割っても。蜂蜜やりんごジュース、シークヮーサージュースなどで割ってもいい。絞ったかすは、大根おろしのように添え物にも使える。

ジュースにする
ジュースにする
□ゴーヤーのさしみ

◇材料

ゴーヤー:適宜
塩:少々


(1)短冊切りにする
ゴーヤーは短冊切りにし、白い部分を落とす。

ゴーヤー
ゴーヤー

(2)塩をふる
外皮を下にしてまな板に並べて塩をふりかけ、指で断面になじませる。鰹の削り節、ポン酢、マヨネーズなどをかけて食べてもおいしい。残ったら、熱湯にさっとくぐらせて冷蔵するといい。

塩をふる
塩をふる

◇店舗情報

「にんじん食堂うずまさ」
【住所】京都府京都市右京区太秦多藪町9
【電話番号】075-864-2690
【営業時間】12:00~14:30、18:00~22:00 完全予約制
【定休日】水曜 木曜
【アクセス】JR「太秦駅」より8分、嵐電「帷子ノ辻駅」より7分、バス停「太秦開町」より1分



――教える人

「実方藤男、大道寺ちはる 「にんじん食堂うずまさ」料理人」

京都・太秦で沖縄料理店を営む実方(じつかた)藤男さんと大道寺ちはるさん。
21年前に沖縄・壺屋で店を始める以前は、実方さんは執筆業、大道寺さんは校正業とまったく違う畑からの転身。根っからの料理人ではないからこそ、文献を徹底的に調べ、緻密に試作を重ねて、数々の沖縄伝統料理を復活させてきた。


写真:東谷幸一 文:里見美香

※この記事の内容はdancyu2015年9月号に掲載したものです。

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