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かわいいだけじゃない! ピンクの「らしくない」新境地6スタイル

  • 2020.7.27
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用途を1つに定めない。行き先にも予定にも動じない。分類しがたい服こそ、多くの可能性を秘めていることに着目した、垣根をなくしたワードローブによる着まわしを新提案。第一印象や固定観念をリセットし、とらわれない目を持つことでもっと長く、さらに深く、着る楽しみは持続する。

COLOR MATTER
夏の色は人それぞれだから
「色のイメージを定めない」
選択肢が多い今、「夏らしい色」の概念も人それぞれ。「甘い色」「大人っぽい色」などにも同じことがいえるかもしれない。ならば今ありたい姿を想像しながら、好きな色を好きなように。

THINK PINK
引き寄せるようにもう1色
「らしくないピンクで」新境地
振り幅のあるワードローブに合うかどうかで選ぶピンクなら、「かわいい」の枠も必然的に超えられる。よくあるイメージをくつがえすことで得られる6つの効果。

1. SIMPLE & EASY 
(含みがない)
「1枚でまとう潔さ」
レイヤードがあたりまえのロングシャツをさらっとワンピースとして完結させる新解釈。「くずす着方」もピンクに強さをもたらすファクターに。


そでをまくって、えりを開く。肌の見せ方も潔く
ブラウンメッシュシューズ 29,000円+税/ペリーコ・サニー(アルアバイル) ピアス(イヤカフとセット) 各5,000円+税/Ungrid ロングシャツ 8,980円+税/MOUSSY(バロックジャパンリミテッド) アイボリーバッグ 95,000円+税/Aeta(alpha PR) はおりにもドレスにもなる絶妙な丈によってかなう着方のバリエーション。女っぽい質感でありながら、シャツタイプだからそもそも甘すぎない1枚。さらにそでを大胆にロールアップさせ、潔くデコルテをのぞかせることで、タフな印象を上乗せできる。

2. MENS LIKE CASUAL
(特別じゃない)
「いつもの白Tからのマイナーチェンジ」
気負わずまといたいなら、着慣れたアイテムかつ目立たないトーンのピンクで探すのが得策。合わせるものも、変わらず「いつもの相棒」で。


白T以上にデニムのブルーを引き立てるポテンシャル
デニムパンツ 12,800円+税/ROLLAS(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) バッグ 22,000円+税/アディナ ミューズ(ADINA MUSE SHIBUYA) ピアス(イヤカフとセット) 各5,000円+税/Ungrid 黒スクエアトゥミュール 34,000円+税/ELIN(クルーズ) シルバーバングル 55,000円+税/TAPLEY(エスケーパーズオンライン) ピンクTシャツ 3,200円+税/Los Angeles Apparel(Los Angeles Apparel Japan) ユニセックスなサイジングに加え、肉厚な6.5オンスだから無骨なデニムとの相性も確実で、「強気なペールトーン」という新境地へ。レザーやシルバーの重みもマッチ。

3. SWEET VINTAGE
(幼くない)
「甘い白に自信が持てるスラックス」
「垣根のないワードローブ」のキーともいえる美形なリネン。あえて特徴のあるピンクを選べば、ニュートラルカラーとはまた違う個性が光って退屈知らず。


素材がやさしいぶん、高発色ぐらいがちょうどいい
ベージュタンクトップ 11,000円+税/アーセンス ハット 17,000円+税/marihoja × ETRE TOKYO(エトレトウキョウ) 白レースアップサンダル 21,000円+税/BLACK BY MOUSSY(バロックジャパンリミテッド) 白レースブラウス 9,000円+税/Ungrid ピンクリネンパンツ 30,000円+税/ホリデイ ピンクベージュ系のリネンだと地味になりかねない。かといってただ明るいピンクは子どもっぽい。「ナチュラルなのに鮮やか」という、いいとこ取りのピンクが甘い白レースとつり合う絶妙な落としどころ。

4. RELAX FEELING
(甘すぎない)
「すその個性で大人を保てる」
甘く響く、「ピンクのロングドレス」というフレーズ。どこかにクセを含んだ一筋縄ではいかない1着なら「意味深なかわいさ」を切り開ける。


ネーミングも美しい「まどわせるピンク」を
ブラウンローファー 13,500円+税/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) シルバーリング 7,200円+税/TODAYFUL(LIFEs 代官山店) ストール 42,000円+税/アソース メレ(ウィム ガゼット ルミネ新宿店) シルバーバングル 55,000円+税/TAPLEY(エスケーパーズオンライン) ピンクワンピース 27,000円+税/MARIHA(ショールーム セッション) 「夏の月影のドレス」と名づけられたMARIHAの定番ドレスにピンクが登場。はぎ合わせたようなすそによる優雅なゆれ感には、紳士なローファーといった大人のハズしがよく似合う。

5. MINIMAL MODE
(無難じゃない)
「モードになれる見慣れないフォルム」
スタイリングの幅に対応させやすいのは、手軽にとり入れやすいバッグをはじめとする「小さきピンク」。ふつう以上のシェイプで品よくモダンを意識。


気楽なブルーの中で異彩を放つオブジェのような迫力
ブルーシャツ 24,000円+税/LE PHIL(LE PHIL NEWoMan 新宿店) デニムパンツ 12,800円+税/ROLLAS(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) レザービーチサンダル 11,800円+税/TODAYFUL(LIFEs 代官山店) シルバーチョーカー 16,000円+税/e.m.(e.m. 表参道) ピンクバッグ 82,000円+税/MODERN WEAVING(ショールーム セッション) 丸みのあるベビーピンクなのに甘さを感じさせないのは、上質なレザーとディテールのムダのなさによるもの。リラクシーなブルートーンとのコントラストが楽しい。

6. COOL & SENSUAL 
(媚びてない)
「ツヤがあるぶん、色みは渋く」
あからさまに色っぽくなりかねないピンクも渋さを加えることでいやみに見えない。全体の配色もトーンダウンさせてこそ大人。


ブラウンに落とし込み、あえてピンクをくすませる
サングラス 3,500円+税/SNIDEL バッグ 55,000円+税/モダンウィービング(アーセンス) ゴールドウェーブリング 11,000円+税/Soierie ブラウンリネンパンツ 19,500円+税/ELENDEEK レザービーチサンダル 11,800円+税/TODAYFUL(LIFEs 代官山店) ブロンズブレスレット 34,000円+税/MODERN WEAVING(ショールーム セッション) ロングシャツ 8,980円+税/MOUSSY(バロックジャパンリミテッド) ピンクキャミソール 6,000円+税/AKTE くすんだトーンとひかえめの光沢感だから、サテンキャミソールでも派手じゃない。ブラウンとゴールドアクセの、異なる重厚感を味方につければ、グラデとなる「もう1つピンク」を重ねる余裕も生まれる。

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