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婚活中、セクハラ・性犯罪被害にあってしまったらどうしたらいい?

  • 2020.7.21
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婚活や恋活をしていると、「男性とふたりきり」になる機会があります。そのため、必然的にセクハラや性犯罪被害にあってしまう危険性は上がることになります。見ず知らずの人から襲われる場合もありますし、ある程度親しくなった人(性犯罪の大多数は顔見知りの犯行)が豹変して襲ってくる場合もあります。

婚活の文脈では、セクハラや性犯罪について言及されることが少なくないですよね。そんなことはごく一部の人の話だから知る必要はない、と思われているのかもしれません。ですが、実際に被害にあう人はいるのですから、そうなったとき、どういった対処法をとればいいのかは皆が知っておくべきことでしょう。

ということで、今回は、婚活や恋活中に性犯罪被害にあってしまった場合の対処法を簡単にご紹介していきます。

マッチングアプリ上でセクハラされた場合の対処法

マッチングアプリ上でセクハラ発言をされた場合、運営会社に通報してブロックしましょう。

しっかりした会社なら、「通報」または「相談」の窓口を設けているはずです。そういった「通報」を受けた会員は、アプリを使用できなくなるか、または「通報」を受けたことがプロフィール上の表示される仕様になるため、他の会員に被害が広がることを防げます。

実際に会ってセクハラされた場合の対処法

実際に会ってセクハラ発言をされたり、体を触られたりした場合、「セクハラやめろ」と言って、その場を立ち去りましょう。「セクハラやめろ」という直接的な言葉で拒否することが難しい場合は、トイレに行くふりなどをして逃げましょう。

セクハラをされたとき、思考停止してしまって、失礼なことを言われていると認識しつつも笑顔でその場を乗り切ろうとしてしまう人も少なくありません。ですが、セクハラ野郎に笑顔は必要ありません。

性犯罪の被害にあった場合の対処法

性犯罪は、被害者に非がある犯罪ではありません。どんな女性でも、被害にあってしまう可能性はゼロではないのです。考えたくないことですが、可能性としてはゼロではないので、そうなってしまった場合の対処法についての知識は身につけておく必要があるでしょう。

まず、警察に行きましょう。警察で事情を説明し、その後、72時間以内に産婦人科に行ってください。産婦人科でアフターピル(緊急避妊用ピル)を処方してもらいましょう。産婦人科では診断書も書いてもらえるため、警察に提出することができます。

ネット経由でアフターピルを購入したいと思うかもしれませんが、それはNGです。必ず病院に行きましょう。なぜなら、ネットで販売されているアフターピルが偽物の可能性もあるからです。偽物を購入してしまうリスクを排除するためには、産婦人科に行くことが大切なのです。

さいごに。自衛していてもセクハラ・性犯罪被害にあう可能性はある

いくら気をつけていたとしても、性犯罪被害にあってしまう可能性はあります。距離を保ってご飯を食べていただけのはずが、飲み物にデートレイプドラッグが仕込まれていて、意識が朦朧としている間に被害にあってしまう、という危険性は誰にでもあるのです。

「性犯罪被害をなくすためには自衛することが一番大事」という考えは、性犯罪の被害にあった人が出たときに、「被害者に落ち度があったのでは(あんな短いスカートをはいていたから・男性の部屋に無防備に入ったから、など)」と被害者を責めることになりかねません。

性犯罪被害を本当に無くしたいと思うなら、「性犯罪の加害者がいる限り、どれだけ自衛しても被害はなくならない」と認識し、「加害者のみを責める」姿勢を貫く必要があります。

加害者がいる限り、すべての人が性犯罪被害にあう可能性があるのですから、「被害にあってしまったとき、どのような対処法をとるべきか」についての知識は全員が身につけておくべきでしょう。

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