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自己流は失敗のもと!? 美容師直伝「朝と夜で変えるべき」ヘアケア6つ【ショートヘア編】

  • 2020.7.21
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どんなにすてきに仕上げてもらっても、自宅でのケアが間違っていると、美容室帰りのシルエットが再現できなくなってしまうかもしれません。特に、ショートヘアは髪の毛が短い分、ちょっとしたシルエットの違いやクセによって、印象が左右されてしまうことも……。

そこで今回は美容師の堀江昌樹さんに、自己流でやってしまいがちなショートヘアのヘアケア&スタイリングのコツを教えてもらいました。朝と夜、それぞれやるべきケアとは?

夜に仕込んでおきたいヘアケア

1:髪の広がりにアプローチしてくれる「シャンプー」を選ぶ

シャンプーの種類で意外と知られていないのが、“広がりを抑えるタイプ”のシャンプーです。 シャンプー後のコンディショナーが髪に密着しやすく、ボリュームがでにくくなったり、広がりを抑えてくれたりする効果が期待できます。

ショートヘアで「髪が広がりやすくなったな」と感じたら、まず、シャンプー&コンディショナーを変えるようにしましょう。

2:重め質感の「トリートメント」を選ぶ
トリートメント
出典: マハロ / PIXTA(ピクスタ)

髪の印象が変わりやすいハードタイプのトリートメントは扱いづらく、頭皮に残った感じが苦手で使うのをやめてしまう方が多いのでは?

ですが、重めの質感に仕上がるトリートメントは、広がりやパサつき、ボリュームを抑える効果が期待できるため、ショートヘアなら1つは持っておきたいアイテムなんです。

ここで重要なのが、ハードタイプのトリートメントは頭皮にたっぷりとつけないようにすること! なるべく中間から毛先につけることで、乾かしたときの毛先のおさまり具合がグッと変わってきますよ。

3:なりたいシルエットにあわせて「髪の乾かし方」を変える
ヘアケア2
出典: GATTA

多くの人は髪を早く乾かすことを重要視しますが、ショートヘアや広がり・ボリュームを気にしている方は“髪を乾かす過程”が大切です。

まず、広がりが気になる方は、なるべく全体を頭頂部から毛先にかけて、髪の毛を真下に下ろすように乾かしてください。そうすることで、根本の立ち上がりがおさまり、広がりが気になりにくくなります。そして、髪にツヤを与えることも!

ボリュームが少なく、もっと髪をふんわりと見せたい方は、逆に髪を下ではなく、上や左右いろいろな方向に乾かしてください。頭頂部に分け目をつくらず、全体を左右に振りながら乾かしてみましょう。 サイドの髪も頭頂部に向けて乾かしたり、後頭部、おでこにむかって乾かしたり……と、ボサボサになるくらい生え際の髪を動かすイメージで乾かすと、根元が立ち上がり、立体的なスタイルに仕上げることができます。

4:髪を乾かす前に「ミスト」をつける

ショートだとあまりダメージを気にしない方が多いですが、ショートスタイルは髪が短い分、クセやボリュームが出やすいです。なので、髪を乾かす前の熱ダメージを避けるためにも、熱のケアミストをつけてから、髪を乾かすことをおすすめします!

また、ミストはボリュームがほしい方にもおすすめ。髪にミストが密着し、コーティング剤として保護してくれるので、何もしない状態よりも丈夫に芯をつくりながら乾かすことができます。

朝に仕込んでおきたいスタイリング

1:「ヘアオイル」をつけてからヘアアイロンをする

ヘアオイルはミストとは違ってコーティング力が高く、重い質感なので、朝につけると一日中シルエットを保ちやすいです。

アイロン前のオイルは、直接髪にダメージを受けやすいとされる熱刺激をカバーしてくれるので、髪の火傷を防いでくれます! 毎日のようにアイロンでスタイリングする方は、ヘアオイルをつけてからアイロンをするようにしましょう。それだけでも、ダメージの数が一段と変わってくるはず。

2:気になる部分は「オイル&バーム」でカバーする
ヘアケア3
出典: GATTA

オイル&バームは、スタイリング剤の中でも重い質感のものが多いため、襟足のクセを整えやすいです。まず襟足にしっかりつけてからアイロンを入れ、抑えながら熱を冷ますようにしましょう。

また、クセが気になる部分には、表面の毛以外にオイル&バームをしっかりつけてから、アイロンを通して抑えながら熱を冷ますことで、収まりよくなります。

スタイリング次第で、印象がガラリと変わるショートヘア。朝と夜のケアを使い分けることで、ダメージ知らずの美容室帰りの髪がキープできるかも!? ぜひ実践してみてくださいね。

【画像】
※マハロ / PIXTA(ピクスタ)

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