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アレもコレも産後に買えばOK!出産前に購入しなくてもいいもの6選

  • 2020.7.18
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出産前に、お店やネットでいろいろ見ているとどれも必要そうな感じがして、たくさん購入しがちです。しかし、出産後に使わなかったり、買い直したりするものも多いもの。今回は、助産師の目線から出産前に買わなくても大丈夫なものを紹介していきます。

授乳グッズ

哺乳瓶

たくさんのメーカーから哺乳瓶が販売されていますが、実は赤ちゃんによって合う合わないがあります。また、母乳がたくさん出て実際に使わなかったなどということも多いです。
事前に情報収集はしておくことも大切ですが、出産後に赤ちゃんの様子や母乳分泌の状況で哺乳瓶のタイプや乳首のタイプ、何本ぐらい必要かわかってから購入したほうが安心です。退院までに助産師などに相談されると良いかと思います。

母乳パット

授乳中は、母乳が漏れ出して洋服を濡らすことがあるので、おっぱいに当てておくパッドが必要なことがあります。しかし、母乳の量にかかわらずあまり漏れ出てこない方や、パッドかぶれをしてしまい使用できないこともあります。退院直後は外出の機会も少ないのでガーゼなどでも代用できます。様子を見て購入することをおすすめします。

搾乳機

産後早期は、母乳の開通が少なかったり、搾乳機では搾乳できない場合が多いです。購入したものの出番がなかったということはよくあります。また、おっぱいの状態によっては手で搾るほうが量がとれることもあります。赤ちゃんの授乳の様子やおっぱいの状況で入院中に助産師に相談してから購入するか判断されたほうがいいかと思います。

ベビーグッズ

スタイ(よだれかけ)

スタイはよだれが出てくるときに必要となるので、新生児には必要がありません。また、よだれが少ない赤ちゃんもいるので、必要なかったという方もいます。
お祝いなどでいただくことも多いので、お子さんの様子を見ながら購入するほうがいいかと思います。

ベビーカー

ベビーカーにはA型とB型があり、A型ベビーカーは生後1カ月から寝かせた状態でも使えるベビーカー、B型ベビーカーは7カ月以降で座った状態で使うベビーカーです。AB両方に対応できるベビーカーもありますが、A型のリクライニング機能があるものは、その分サイズが大きかったり重さがあることがあります。

新生児のころは、お出かけも少なく抱っこ移動が多いと思います。ベビーカーに置くと泣いてしまう赤ちゃんもいたり、車移動が多い方はあまり使わなかったということもあります。


最初は抱っこ移動やレンタルにして、赤ちゃんが大きくなって抱っこが大変になってから、コンパクトな軽量タイプのものが多いB型ベビーカーを買うのもいいかもしれません。出産前に情報収集はしておくことは大切ですが、購入は産後にお出かけする機会が増えてくる、2〜3カ月以降で大丈夫かと思います。

抱っこひもは用意したほうがいい?

抱っこひもも、ママの体型や赤ちゃんの大きさなどによっては使いづらいものがあります。どういうものがいいのか分からなくて、様々な抱っこひもを購入している方もいます。

新生児期から使える抱っこひもやスリングを一つ準備しておいて、その後は赤ちゃんの大きさや様子に合わせてお店で実際に試着してから購入されたほうが安心かもしれません。スリングやベビーラップなどは、装着が難しいイメージがありますが、コツをつかめば新生児から長期間使用できて便利です。妊娠中からベビーラップやスリングの講習をしているメーカーもあるので調べてみてもいいかと思います。


今はネットショッピングで購入することもでき、すぐにおうちに届けられます。産後や育児用品は、買い過ぎないように賢く買い物することがポイントです。出産前に目星をつけつつ産後の赤ちゃんとの生活の中で合うものを見つけられるといいですね。


監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀

2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。

ベビーカレンダー編集部

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