「新しく担当させていただきます」はダメ!? 間違いやすいNG言葉遣い10選

ビジネスシーンのメールのやりとりは、一対一のやりとりであっても、会社対会社のオフィシャルな性質を持っています。もしかしたら間違った言葉を使って、知らぬ間に恥をかいているかもしれません。あなただけでなく、会社の印象にも影響を与えてしまっているかも……!?

そこで今回マナー講師の桜美月さんに、間違いやすい“NG言葉遣い”を教えてもらいました。

正解：「送らせていただきます」

「さ」を入れるのは不適切です。

正解：「念のために確認しました」

「一応」というのは、あいまいにする表現です。

正解：「前向きにご検討いただけるとのことでした」

取引先相手の発言には、丁寧な表現に置き換えましょう。

正解：「私から電話をいたします」

「電話を入れる」という表現は、目上の人に対して使うのは失礼にあたりますので注意が必要です。「いたします」や「差し上げます」と使いましょう。

正解：「社長がおっしゃっていました」

「言う」の尊敬語は「おっしゃる」です。そのフレーズに「れる」を使うと、二重敬語になってしまいます。

正解：「新しく担当いたします」

「～させていただきます」というのは、相手に許可をとって何かをする場合に使う言葉です。

正解：「弊社（わたくしども）の新商品のご紹介をさせていただきます」

「わが社」というのは、社内向けに使う言葉であり、社外の人に使うのは避けたほうが無難です。

正解：「先日の資料でご不明な点はございませんか」

「わかりましたか？」というのは、上から目線の強調する言葉です。この場合は、慎重に言葉を選びましょう。

正解：「その日は、休みをとっております」

「いただく」は、くれる人を高める謙譲語です。

正解：「部長の山田がよろしくと申しておりました」

社外の人に上司の伝言を伝える場合は、丁寧語を使います。「山田部長」も敬称なので、「部長の山田」もしくは、「山田」と伝えましょう。

敬語は使い方を間違えると、相手に不快な思いをさせてしまいます。まずは自分が間違って使っている敬語を知り、今日から意識をして正しい敬語を使うようにしましょう。

【画像】
※Jacob Lund、bbernard、Dean Drobot / Shutterstock