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大卒や高卒もあるの...? とあるコンビニで発見された「蒙古タンメン中卒」のPOPが笑える

  • 2020.7.16
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見間違い、書き間違いというのはよくあること。たった1文字のミスで、意味が全く変わってしまうこともある。例えば、こんな具合に。

こちらは、ツイッターユーザーのふぁらお加藤さん(@PharaohKJ)が2020年7月9日に投稿した写真だ。石川県内のコンビニエンスストアで撮影したものだという。

映っているのは、日清食品のカップラーメンだ。「蒙古タンメン中本」ブランドの北極ラーメンである。辛くてこってりした味が人気の商品だ。ところが手書きされたPOPをよく見ると

「蒙古タンメン中卒」

とあるではないか。中卒とは、いったいどういうことだろう?

「つまり、高卒、大卒、院卒がこの後に控えているのか」

ツイートには「蒙古タンメンに学歴がついてる」というコメントも添えられている。POPが貼られているパッケージを見ると、「中本」と縦書きされた文字が印刷されているので、じっくり検証していただきたい。

 「蒙古タンメン中卒」のPOP ふぁらお加藤(@PharaohKJ)さんのツイートより(編集部でトリミング)

「本」が草書体なのか? 少し崩して書かれている。これが、「卒」に見えたのだろうか。投稿者のふぁらお加藤さんは「達筆すぎたかー」と付け加えている。

このツイートには、4万9000件を超える「いいね」が付けられ、いまも拡散している(15日現在)。ツイッターにはさまざまな声が寄せられている。

「俺もこれずっと中卒だと思ってて調べたら中本だったの思い出しやした」
「つまり、高卒、大卒、院卒がこの後に控えているのか...なんて恐ろしい」
「最初、意味が分からなかったですが、なるほどですね。 『中本』の『本』の字が草書体(崩し字)で印刷されていて、店の方がこれを『卒』と読んだというオチですね...」

また「中辛」だと思って、「あ、中辛版でたんだ。辛すぎたのかな?」などと想像した人もいたようだ。

 蒙古タンメン(くろふねさん撮影、WikimediaCommonsより)

ところで蒙古タンメンのファンには言うまでもないことだろうが、蒙古タンメン中本の前身、「中国料理中本」の創業者は、故・中本正さん(2014年没)である。

中本という屋号は、創業者の姓を取っている。1998年、中本さんの健康上の理由で閉店となったが、20年間も通い続けた常連客の白根誠さんが引き継ぎ、2000年、蒙古タンメン中本として再開したのだ。

そのかけがえのない「中本」の名を、「中卒」と書き間違えるとは...、残念なことこの上もない。「中辛」でも、いけない。蒙古タンメンは「中本」でなければならないのだ。

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