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シャーリーズ・セロン、“恋愛は人生に必要説”を一刀両断

  • 2020.7.13
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シャーリーズ・セロンが、社会における“恋愛至上主義”をバッサリ一刀両断した。(フロントロウ編集部)

自分の人生を生きるシャーリーズ・セロン

自身が主演したNetflix映画『オールド・ガード』が大ヒット中のシャーリーズ・セロンは、女性の人権やLGBTQ+当事者の人権のために何度も声を上げてきた。そんなシャーリーズは、これまで俳優のスチュアート・タウンゼントやアレクサンダー・スカルスガルド、ショーン・ペンと交際してきたけれど、結婚するという選択をすることはなかった。決めつけられた価値観に縛られることに疑問を抱いているようで、米E!のインタビューでこう話した。

「女性は自分自身で物事を切り開いていく生き物だと私は思ってる。恋愛に対して私たちや社会は、『あなたは当然これを必要としていて欲している』という姿勢を取っているけれど、私にとってはそうだったことはない」
画像: 自分の人生を生きるシャーリーズ・セロン

欧米では夫婦別姓や事実婚といった夫婦のカタチに多様性があるとはいえ、恋愛をするべきだという価値観は、どの国にもあるもの。しかし彼女は、そういった決めつけには縛られずに自分の人生を歩んでいる。とはいえもちろん恋愛自体に否定的であるわけではないそうで、「私の人生で何かが欠けているとは感じてない。今はそれを求めてないというだけ。いつかはその時がくると思う」と話した。

シャーリーズも恋愛に悩んだことはある

とはいえそんなシャーリーズでさえも、20代の頃には恋愛に苦悩していたと明かしており、英Hello!のインタビューでは当時をこう振り返っている。

「20代の頃には、恋愛によって自分を変えなきゃいけなかった。『もし自分を小さくすることができれば、この恋愛は完璧になる』っていうようなことを、頻繁に考えていたことを覚えてる。でも年を取るにつれて、それは、ただただ本当の自分ではないと気がついたの」
画像: シャーリーズも恋愛に悩んだことはある

多くの人が、とくに女性が、現代でもなお相手に“選ばれる”ように自分を変えなくてはならないと考えてしまっている。時にはそういった努力も必要だけれど、それによって自分自身を見失ってしまっては本末転倒。シャーリーズもそう感じたようで、自分自身でいることを選んだという。

自由な精神で子供を育てているシャーリーズ

そんな20代の悩みを経たシャーリーズは、現在では養子の娘を2人育てており、自分の理想とする家族像を見つけたよう。自身の母親から、「何が良いか自分自身で探ってきなさい。あなたには私になってほしいわけじゃない。自分が求めるものが何かを探してきなさい」と言われて育ったというシャーリーズは、自身の子育てにもそんな自由な精神を取り入れており、英Daily Mailにこう語った。

「子供たちはこの世に生まれて、成長の過程で自分自身を見つける。そして、子供たちが誰になりたいかは、私が決めることじゃない。子供たちの存在を祝福し、子供たちを愛し、子供たちがなりたい人間になれるよう手助けしてあげることが親としての私の仕事。子供たちがなりたい自分になれる権利を持てるよう、私は自分ができる最大限のことをして子供たちを守るつもりです」

(フロントロウ編集部)

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