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あんぱんの新しい世界へようこそ。「湘南あんぱん」は冷やして食べるといとうまし。

  • 2020.7.14
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「湘南」といえば、言わずと知れた、神奈川県の藤沢市、茅ヶ崎市、鎌倉市などを中心とした地域のこと。そして、そのイメージは海、夏、観光地などにスポットが当たることが多いかもしれません。でも、もちろん、この地にも畑があり、さまざまな農産物も生産しています。その中で、今回注目するのは「湘南藤沢小麦」そして、湘南藤沢小麦を使った「湘南あんぱん」です。

湘南で育った小麦で、湘南で作られたあんぱん。神奈川でも指折りの老舗ベーカリーが作る「湘南あんぱん」をご紹介します。

地域に根差した創業95年の老舗ベーカリー

創業95年の「長後製パン」

大正14(1925)年創業、神奈川県藤沢市の地で95年ほどパンを作り続けている、「長後製パン」。

作るパンの種類は300種以上。

近隣の人たちのソウルフード「カステラパン」

ふっくらとしたパン生地にカステラとバター風味のなめらかなクリームをサンドして作る人気のカステラパンは、50年、変わらぬレシピだといいます。

そして、湘南藤沢小麦の全粒粉を配合した食パン「湘南藤沢小麦 全粒粉食パン」も定番。

香り豊かな 「湘南藤沢小麦 全粒粉食パン 」

全粒粉は精製小麦よりも栄養価が高く、血糖値を下げる効果があると言われています。


パン好きにはたまらない、全粒粉使用パンならではの小麦の香が楽しめます!

また、藤沢市を中心とした80校を超える小学校の学校給食やホテル、病院、そして、新江ノ島水族館で販売されている「カメロンパン」や「あざらしパン」を手掛け、地域に密着したパン作りを行っています。

最近では、湘南藤沢小麦を配合した食パンをキューブ型のひと口サイズにカットして作った「湘南ラスク倶楽部」も人気。


お味は、「焦がしバター」「キャラメル」「ガーリック」の3種です。
袋にはチャックが付いているので、少しずつ何度も楽しむことができますね!

「焦がしバター」「キャラメル」「ガーリック」 の3種のお味。

このように創業からの伝統製法と現代の食生活・味覚に合わせた製法を掛け合わせ、今まで作ってきたパンを大切にしながら、日々、新製品の研究と開発も行っているのが長後製パンです。

湘南藤沢小麦とは

そんな長後製パンが使用するのが「湘南藤沢小麦 ユメシホウ」。

長後製パン3代目の齋藤さんが、長くパン屋さんを営んでくることができた地元に恩返しをしたいと考え、また、小麦の90%は輸入であるということから、自給率をあげたいと農家の方々と遊休農地を活用した小麦作りを開始。

10年ほど前から本格的にもっちりとした食べごたえのある食感と小麦の香ばしさを感じられる「湘南藤沢小麦 ユメシホウ」を使ったパンの製造販売が始まりました。

湘南あんぱんをさらにおいしく食べる方法

生クリームと餡が絶妙なハーモニー。

長後製パンで人気の「湘南あんぱん」。

タマゴと牛乳をふんだんに使ったブリオッシュ生地は、「湘南藤沢小麦 ユメシホウ」を使用して作られており、中には甘さ控えめの生クリームと餡が包まれています。

餡の種類は、小倉、こし、ずんだ、コーヒー、焼栗、お茶の6種類と生クリームが入っていない塩あん、季節の限定品などを楽しむことができます。

そんなこだわりの「湘南あんぱん」をおいしく食べる方法があるそうなんです。

冷蔵庫で冷やして食べること。

冷やすことでさっぱりとした甘さになった餡と生クリームが口の中に広がります。ひんやり食感もたまりません。

あんぱんと塩昆布を交互に食べること。

塩昆布の塩味やうまみと湘南あんぱんの甘味の相乗効果で、甘じょっぱい新たな味を楽しめるのだそう。

湘南にあるのは海だけではありません!

豊かな自然の中で、実直にものづくりが行われています。

湘南で育てた小麦で、湘南の老舗のパン屋さんが丁寧に焼き上げるパンの数々。


湘南のお土産に。
お取り寄せもありますよ~。

暑い季節には、あんぱんは冷やしてみて。
さあ、あんぱんの新しい世界へようこそ。

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