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汗・湿気・皮脂に強い!メイクのプロに聞いた「夕方まで美眉をキープする」コツ

  • 2020.7.9
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汗ばむ季節がやってきました。この時期は朝せっかくメイクをきれいに整えても、外出先や職場に着くと、既に汗でドロドロ……。

もちろんベースメイクやアイメイクの崩れも気になりますが、とくに眉が消えてしまうととても気になりますよね。

どうしても汗でメイクは崩れやすくなりますが、メイク前に下準備をして、適切なアイテムを使えば格段に崩れづらくなります。逆にケアを疎かにしているとどんなアイテムを使っても、崩れやすさは変わりません。

今回は、メイクアップアーティストの小笠原彩さんに、どんなコスメを選んだら崩れづらくなるのか、そして崩れにくい眉メイクの方法4STEPを教えていただきました。

パウダーだけはNG!? 夏におすすめのアイブロウアイテム

アイブロウメイク
出典: Kabardins photo / shutterstock

まず落ちづらいアイブロウをつくためには、肌にしっかり密着するアイテムを取り入れることが必須です。アイブロウパウダーだけで仕上げてしまうのは、ただお肌にパウダーを乗せているだけになり、どうしても落ちやすくなります。

必要なのは、お肌に密着しやすいペンシルタイプかリキッドタイプのもの、かつ、汗や皮脂に強い成分が入っているもの。

落ちにくさでいうと、筆者のおすすめはウォータープルーフのリキッドアイブロウ。リキッドアイブロウで眉を描いてから、パウダーでナチュラルに仕上げるのもおすすめです。そうすると、リキッドアイブロウがお肌にしっかりのっている状態なので、パウダーが落ちてもリキッドが残り安心です!

もしリキッドアイブロウがお肌にのりづらければ、リキッドアイブロウとペンシルのダブル使いもおすすめ。ベースに普段通りのペンシルで眉を書いてから、ウォータープルーフのリキッドアイブロウを重ねてコーティングするように仕上げると、落ちづらくなる上に、しっかり色がのりますよ。

アイブロウコートを使うのもありですが、塗り方によってはお肌にベタッしてしまう場合もあるので、のせすぎないように注意しましょう。

落ちづらいアイブロウを作る4STEP

眉メイク
出典: node / PIXTA(ピクスタ)

では落ちづらいアイブロウを作る手順をご紹介します。

上記でご紹介したアイテムを取り入れていきますが、ポイントは、お粉でアイブロウをサンドイッチし、より落ちづらくすることです。

(1)スキンケアの油分をティッシュオフ

必ずスキンケアの溜まりが眉に残った状態でメイクを始めないように注意しましょう。

乳液やクリームは眉に残りやすい傾向にあるので、眉にはあまりかからないように注意をし、スキンケアが終わったら余分な油分をティッシュでオフしましょう。

(2)薄くフェイスパウダーをのせて崩れないお肌づくり

次に顔にファンデーションなどを塗った後に、全体にフェイスパウダーをのせていきますが、そのまま薄く眉にもフェイスパウダーをのせるようにしましょう。

眉を描くときに、お肌がペタっとした質感だとメイクがのりづらくなるばかりか、とても落ちやすくなります。軽くパウダーをのせることで、より上からのせるメイクが崩れにくくなりますよ。

ただ、パウダーののせすぎには注意! アイブロウペンシルやアイブロウリキッドのペン先に、ファンデーションやフェイスパウダーがついてしまって、書きづらくなった経験はありませんか?

ファンデーションやフェイスパウダーをのせすぎると、メイクを掘りながら塗布しているような形になってしまうので、お肌にのりづらくなります。ブラシにパウダーをとり、手元でしっかりと馴染ませてから、サッと掛けるくらいに留めておきましょう。

(3)リキッドアイブロウ or いつものペンシル+リキッドで眉を描く

先ほどご紹介したお肌に密着しやすいアイテム、かつ、皮脂や汗に強いものを使用して眉を描きましょう。

(4)仕上げにふんわりパウダーでお粉のサンドイッチ

最後にもう一度、薄くフェイスパウダーを重ねると、より眉が落ちづらくなります。お粉でサンドイッチにすることにより、内側からの皮脂崩れ、外側からの汗崩れを軽減することにつながります。

ただ、このときものせすぎると眉が粉っぽくなりすぎてしまうので、ブラシにパウダーを取り、しっかり手元で馴染ませてからふんわり掛けるくらいで充分です。あくまでものったか、のっていないか、分からないくらいに留めておきましょう。

これで落ちづらい眉メイクが完成! いくら落ちづらいアイブロウをつくっても、汗をかいた時に思いっきり擦ってしまうのはNGです。

落ちづらくするために、汗はゴシゴシ擦らずにハンカチやティッシュで軽く抑えるようにしましょう!

【画像】
node / PIXTA(ピクスタ)、Kabardins photo / shutterstock

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