1. トップ
  2. ヘア
  3. 環境に優しい習慣「ノープー(湯シャン)」を実践して感じたメリット・デメリット

環境に優しい習慣「ノープー(湯シャン)」を実践して感じたメリット・デメリット

  • 2020.6.30
  • 4748 views

自然派ライフスタイルの人に人気の「ノープーシャンプー」

 Element5 Digital
Photo by Element5 Digital
ノープーメソッド

ノープー(no poo)とは日本語で言う「湯シャン」のことを指します。つまりシャンプーなどを使わずにお湯だけで洗うヘアケア方法のこと。

私たちの身の回りによくあるシャンプーには化学薬品が含まれていていることが多くその成分が人体に害を与えると言われています。また石油系の界面活性剤を使ったシャンプーは水質汚染の原因にもなることが分かっています。

シャンプーは選び方次第で、私たちの体、そして環境にも有害であると言うことから、2016年頃からアメリカをはじめとした欧米諸国でオーガニックやナチュラルなライフスタイルを推奨する人々の間で実践されるようになりました。

ノープー効果

シャンプーは汚れをしっかりと落としてくれる反面、皮脂を余計に落とし過ぎてしまう可能性があると言われてしまいます。また髪に余計なストレスを与えることによってトラブルを招く原因にも。

ノープーには、不健康な頭皮や髪の状態を改善、健康な状態に戻す効果が期待できると言われています。

実践して感じたノープーのデメリット

 Matthew Tkocz
Photo by Matthew Tkocz
お湯だけで汚れを落とさなくてはいけない

シャンプーに頼らないと言うことは、「お湯」だけで汚れを落とさなくてはいけません。つまりかなりの量のお湯を使わなくてはいけません。髪の毛の長い方であればなおさら時間がかかります。

また年間を通して平均気温が30度前後の南国の地に住み、毎日の運動効果で新陳代謝がアップしたおかげで日々汗をかくことはもはや日課で習慣の一つである筆者は、洗っても洗っても汚れが落ちているような気がしませんでした。

髪のベタついている?臭っている?

一般的にノープーを始めてしばらくの間は、髪のベタつきや臭いが気になるという方が多くいます。これは、それまでシャンプーの洗浄力に応じて皮脂が過剰に分泌されるためと言われています。しかし、一定期間を過ぎるとバランスが取れるとされていますが、皮脂の分泌量は人によって違うためこれには個人差があると言われています。

痒くなることも

髪を洗いすぎると頭皮の乾燥に繋がりますが、洗いが足りないと皮脂や汚れがたまり、雑菌の繁殖し、臭いやかゆみを招く場合もあると言われています。体や環境に良いと思い実践したとしても、痒くなることは何らかの問題が生じていること。また痒くなることはストレスにもなります。

ノープーをするならクレンジングクリームと併用がおすすめ

Maiko Kuwako
Photo by Maiko Kuwako

「汚れや臭いが不安…」そんな方には、クレンジングクリームがおすすめ。コンディショナーのように、泡立たないクリーム状のクレンジング剤を髪の毛につけるだけの手軽なヘアケアです。

筆者が使用しているのが、タイの小さな農家が作っている完全自然派ウォッシュの「No-Poo Head to Toe Wahsh(ノープー・ヘッド・トゥ・トー・ウォッシュ)」。100%自然素材のみを使用した商品。ケミカルフリー、抜け毛の原因の一つとも言われるSLSや、肌の乾燥、かゆみ、ふけを招きやすくするSLES不使用、防腐剤や保存料無添加。また、商品名からも分かるように頭から爪の先まで全身使用できるためバスルームのミニマル化にも役立ちました。

ただし前述した通り泡立ちがないシャンプーやボディーウォッシュなのでシャンプー感を求めているのであれば、ノープーよりも体や環境に負荷の少ないシャンプーを見つけることをおすすめします。

ライター/桑子麻衣子
シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。3歳の娘Emmaと夫と3人暮らし。妊娠、出産、育児を経験しヨガを深めたいとインスタクターの資格を取得。Webメディアを中心に記事を執筆しながら、人にも地球にも優しいサステイナブル(持続可能)な暮らしの実践を目指すウェブメディア「House of Emma」を運営。ヨガの教えに基づいた「誰でもどこでもできる」をキーワードに、それぞれの暮らしに寄り添ったエコフレンドリーなファッション、ビューティー、ライフスタイル、ヘルスケア、旅行の提案をしている。

元記事で読む