白の空間に木とアイアンの家具が映える、クラフトな暮らし

4人家族で、2LDKのマンションにお住まいの78_____yさん。ご主人の転勤が多いとのことで、マイホームを購入するまでの賃貸暮らし、大きな家具は買わないようにしているそう。

代わりに、部屋のつくりや大きさに合わせて、自分たちで家具をDIYして使っていらっしゃいます。

14畳ほどのLDK、壁際には、テレビボードと収納を兼ねる手作りの棚が。お子さんが小さいこともあって、なるべく広々と遊べる空間がとれるように、機能を兼ねて使える収納をつくることを心がけていらっしゃるそう。

ダイニングテーブル横の収納棚もDIY。部屋のいろんなところにある収納が全てテイストが揃っていること、それに中にしまうボックスとぴったりサイズが合っているのが、とても気持ち良いですね。

「こんな棚があったら素敵だな」と思わず憧れてしまう食器棚もDIY！素敵な器は益子の陶器市や東京蚤の市などに足を運んで、作家さんから直接買われたものも多いそう。イイホシユミコさん、高塚和則さん、小沢賢一さんのカッティングボードなど。お母様のご出身地である沖縄のやちむんも多くあります。

こうやって素敵な器が並んでいると、毎日の食卓で「今日はどれにしようかな」と選ぶのも楽しくなりますよね。

お部屋のテーマは、「ちょっとしたアンティークと、ちょっとした古道具」。かっこいいものと、ちょっと可愛いものを融合して、オリジナルで素敵な雰囲気を作っていらっしゃいます。

こちらの素敵な照明は、昔から大好きなブランド「m.soeur」のもの。

大切に飾ってある娘さん2人の命名書。後ろに置かれた大きなトランクは、結婚式の時に使ったものだそう。

こちらの大きなカゴも、同じくウエディングの時のもの。

手作りでこだわって作り上げたウエディングパーティーのときのカゴやトランクなどの小物は、今でも大切にインテリアとして活用していらっしゃいます。

同じく、ウエディングのときのお花も使って、ドライフラワーのスワッグやリースもご自身で作られているんだそう。

娘さんたちの愛らしいお写真は、こんな風におしゃれに飾って。

お部屋にぴたりとフィットする家具と、手触り感のある器や、手作りのアイテムがたくさん散りばめられて、統一感ある素敵な雰囲気を作り上げていらっしゃる78_____yさんのお部屋。

小さなマンション暮らしだからこそ、既製品の枠にとらわれずお部屋をつくっていくことが大事なんだなぁと感じます。