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劇団4ドル50セント福島雪菜、初のオンライン一人芝居に「円陣が組めなくて寂しい!」

  • 2020.6.27
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劇団4ドル50セント初のオンライン公演による一人芝居「ときめきラビリンス」が6月26日に開幕。初日は福島雪菜が主演を務め、圧倒的な瞬発力や身体能力を見せつけた
※提供写真

【写真を見る】開幕前には福島雪菜と別の日程で主演を務める前田悠雅が前説に登場

劇団4ドル50セント初のオンライン公演による一人芝居「ときめきラビリンス」が、6月26日に動画配信サイト「OPENREC.tv」を使って開幕。初日は福島雪菜が主演を務めた。

配信冒頭、福島は別の日程で主演する前田悠雅と二人で前説に登場。

福島は「緊張するー。まだ始めたくなーい!」「いつもの公演と違って、開演前に円陣が組めなくて寂しい!」などと言いつつ、舞台中央へと向かった。

挙動不審気味になる女子高校生役

【写真を見る】開幕前には福島雪菜と別の日程で主演を務める前田悠雅が前説に登場
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劇団「柿喰う客」の中屋敷法仁が脚本・演出を手がけ、今年6月に東京・本多劇場で同劇団の永島敬三主演によって上演された今作。

スタンドマイクが1本立てられただけのシンプルなセットで、病的かつ破壊的な主人公がひたすらせりふをまくし立てる一人芝居は、福島主演仕様の女子高校生の設定に書き変えられた。

福島の役どころは共学の県立高校に入学したばかりで、男子ばかりの環境に挙動不審気味になる女子高校生・変拍子きざみ。心臓が肥大化して恋愛体質になった思春期の女子を、まさに変拍子さながらの自由奔放なリズム感で演じた。

「男子、男子、ダダ男子!」といった同じワードがたびたび繰り返されるせりふのテンポも相まって、視聴者があっけに取られんばかりのハイスピードでハイテンションなせりふを、ハイトーンボイスで聞かせる演技はのっけから圧巻。

舞台上の移動はほぼなく、手先や上半身の動き、目まぐるしく変わる表情を主にした演技は、カメラのカット割りや寄り引きのあるオンライン公演ならではと思わせた。

また時折、モニター前に移動して、配信を見ている視聴者のチャットと絡んだのも従来の舞台公演にはなかった趣向だ。

劇団4ドル50セント初のオンライン公演「ときめきラビリンス」より
※提供写真

中盤、主人公が女子高に転校したことから物語は二転三転。次々と問題が襲いかかってくる、縦横無尽な展開を見せた。

一人芝居だけにそのせりふ量もさることながら、エヴァンゲリオンやドラえもんといった小ネタも交えた情報量も膨大。

果たして、これは演劇なのか演説なのか、はたまた詩の朗読パフォーマンスなのか、何とも付かない中屋敷ワールドに、福島が瞬発力や身体能力で十二分に応える作品となった。

そんな公演は30分ほどで終了。短い作品ながら、その濃密さで視聴者を心地よい疲れに包んだまま終演した。

アフタートークゲストも発表

劇団4ドル50セント初のオンライン公演「ときめきラビリンス」より
※提供写真

終演後のアフタートークには再び前田が登場。終えたばかりの舞台について、福島とざっくばらんに語り合うと共に、前田主演バージョンへの意気込みも聞かせた。

最後に、福島と前田が交互に主演を務める7月7日(火)〜7月10日(金)の上演日程(8日[水]は休演)の他、各公演のアフタートークに本西彩希帆、田代明、谷口愛祐美(劇団4ドル50セント)、太田奈緒や兒玉遥が出演することを発表。

また、8月にも劇団ガバメンツや劇団時間制作とのコラボレーション公演をオンラインで上演することも明かされた。(ザテレビジョン・取材・文=青木孝司)

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