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手術後の注意、手術を終えた夜。【口唇口蓋裂ちゃん、育ててます93】

  • 2020.6.24
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口唇口蓋裂の長女くぴこを育てています。

くぴこが生後11カ月のとき、初めて口唇口蓋裂の手術をおこないました。

高度治療室を出たあと、少しでも落ち着いた場所でくぴこと過ごしたいと思い、個室を希望し、移動することになりました。

移動後すぐに病室にて、執刀医の先生による手術した内容の説明を受けました。

分泌液はたんのようなもので、術後はそれが溜まりやすく呼吸しづらい状態になるそうなので、その都度看護師さんを呼んで吸引してもらいます。

創部分をベッドの柵などでぶつけると傷口が開いてしまうので、しっかりと目を離さないように言われました。

先生に言われたように喉の分泌液が頻繁に出たので、その都度看護師さんに吸引してもらったり、熱のせいもあって眠りが浅く、この日くぴこは落ち着いて眠ることはできませんでした。

背中にタオルでくるんだ氷のうを当てて、抱っこして落ち着かせる…というのを繰り返し、

くぴこにとっての長い長い1日が終わりました。


2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


著者:イラストレーター じぇにこ

1986年生まれ愛知県在住。 2013年生まれの長女と2017年生まれの次女、二児の母。デザイン学校卒業後、社会人経験を経てお絵かき主婦へ。 口唇口蓋裂や夫婦のこと、日々の育児で翻弄される様子を絵日記ブログで公開中!

ベビーカレンダー編集部

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