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児島麻理子の「TOKYO、会いに行きたいバーテンダー」第12回:新宿〈BAR LIVET〉小倉 友翔さん

  • 2020.6.23
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お酒業界での広報歴11年!児島麻理子が、実力派の若手バーテンダーをご紹介します。第12回目の登場は、ウイスキーバーながら、カクテルも充実の新宿〈BAR LIVET〉のバーテンダー、小倉 友翔さん。シェリーを汲み出して注ぐ“ベネンシアドール”の資格を持つ小倉さんが、みなさんを華麗にお出迎えします。

本日のバーテンダーは…小倉 友翔さん

小倉 友翔
バーテンダー歴:2年半
生年月日:1989年11月14日
星座:蠍座
血液型:B型
趣味:動物の動画を観ること。最近はカワウソやアリの動画にハマってます。

グラスをまっすぐに見据え、長い柄でシェリーを注ぐ”ベネンシアドール”で出迎えてくれたのが、本日のバーテンダーの小倉 友翔さん。華麗な印象通り、自らのイメージは「動物で例えるなら、ペガサスかなあ。自由が好きなんです」と笑います。

小倉さんのお店での肩書は「Whisktail Manager」。”ウイスクテル”はウイスキーとカクテルを合わせた造語ですが、それはこのお店が600種類はあるというウイスキーバーだから。カクテルを通じて、ウイスキーの新たな魅力を見つけてもらうのが小倉さんの役割です。重厚感あるウイスキーバーながら、気楽な気持ちにさせてくれるのは小倉さんの笑顔あってこそ。「お客さんはお店というより人につくものなんだと教わってから、自分のキャラクターを考えるようになりました。内気だった性格も変わって。毎日同じにやっているようでも、お客さんによって毎日が変わる。それが楽しいです」。

コロナ禍では多くのお客さんから直接連絡が来たと言います。「いつからやるの?とか大丈夫?とか、心配してくれる気持ちが嬉しかったです。自分自身はコロナ禍でも毎日お店にいて、新しいカクテルを考えたり新メニューの作成をしたりしていました。あとコロナ太りを避けようと筋トレもしてました。腹筋も割れたかな(笑)?いい意味での充電期間になったと思っています」。
飲食の世界に入ったのはたまたまのご縁。ですが元々凝り性である小倉さんは、初めに入ったダイニングバーで、シェリーやバーテンディングに興味を持ち、「営業終了後から始発まで勉強して」シェリーとソムリエの資格を取得します。「初めて好きになったウイスキーがグレンドロナック。シェリー樽仕立てで知られるウイスキーです。シェリーとウイスキーがつながっていることに運命も感じますね」。

この数年はオランダのリキュール「ボルス」のコンペティションのアジアパシフィック地域のファイナリストや、ラムブランド「バカルディ」のカクテルコンペティション日本大会のセミファイナリストになったりとカクテルの世界での注目を集めています。「お店にはたくさんのウイスキーや既存のメニューもありますが、僕の個性はカクテルですので、ぜひカクテルをオーダーください。好みを言っていただければオーダーメイドで作りますよ」。

将来はバーに行かない人もバーに行くスタート地点となるようなお店を作りたいという小倉さん。お酒の初心者への手ほどきはお手のもの。シェリーやウイスキーに踏み出す一歩にぜひお立ち寄りを!

ハナコラボからの質問Q.「初めてのウイスキーはどう選べばいいですか?」

A.「ウイスキーの味わいは大きく分けると”フルーティ”か”スモーキー”かの2択です。そのどちらかさえ選べれば問題ないです!好みを教えていただけたら、いくつか銘柄をおすすめしますよ」。

このお店のこの一杯「フラガンテ」

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「フラガンテ」1,500円

スペイン語で香り高いを意味する「フラガンテ」。シェリーと緑茶をベースに、グレープフルーツとシナモンを漬け込んだシロップや卵白を合わせたカクテル。グレープフルーツとシナモンはアロマテラピーでも使われる組み合わせ。リラックス効果が期待できそう。

お酒と楽しむ一皿「佐賀県産 鳥の生ハム」

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「佐賀県産 鳥の生ハム」900円

燻製させた鳥の生ハムでスモーキーなウイスキーと相性が抜群。「5皿連続で頼まれた方もいるくらいクセになる味ですよ」。

小倉さんのいるお店はここ。

シングルモルトウイスキー「ザ・グレンリベット」を中心に600種類のウイスキーが揃うウイスキーバー。小倉さんによるフレッシュフルーツのカクテルや、シェリーのカクテルも充実。

東京都新宿区新宿3-6-3 ISビル4F
03-6273-2655
19:00〜02:00(月〜日)

【本日の一言】
ウイスキーからシェリーまで多才!

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