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日差しでゴワゴワ…はイヤ!美容師に聞いた「髪の紫外線対策」の基本

  • 2020.6.20
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夏の紫外線はお肌だけではなく、髪の毛にも悪い影響を及ぼすことも。夏の紫外線対策をしっかりすることで大切な髪を守り、よりきれいな髪を維持しましょう。

そこで今回は美容師の野澤琢眞さんに、毎日のヘアケアにプラスして欲しい“夏の紫外線から髪を守る方法”を教えていただきました。

紫外線でパーマと同等のダメージ!?

紫外線を避ける女性
出典: Quality Stock Arts / shutterstock

紫外線は髪の主成分であるタンパク質を壊してしまうといわれ、髪のダメージを進行させる可能性があります。紫外線による髪のダメージは、ひと夏でパーマを1度かけるのと同程度といわれているほどですので、気をつけなければなりません。

それから紫外線はカラーの色素を分解してしまい、カラーリングをしていると退色や変色の原因になってしまいます。紫外線の強いときは特に気をつけてください。

1:おでかけ前のオイルトリートメント

帽子をかぶる女性
出典: Iurii Stepanov / shutterstock

紫外線から髪を守る方法は大きく分けて2つあります。

当然のことですが、紫外線から髪を守るためにはなるべく紫外線を髪にあてないようにしましょう。直射日光を避けて、屋外に出るときはなるべく日陰に入ったり、帽子で髪を守る必要があります。

髪をコーティングするためのUVスプレーを髪に塗布しておくと、紫外線と髪との間に膜を作り、お肌と同じように紫外線からの攻撃をブロックしたり反射させるといわれています。

おでかけ前はオイルタイプのスタイリング剤を少量髪につけておくと、より紫外線の影響を受けにくくなりますので、この時期は用意しておくとよいでしょう。

2:補修型トリートメントでヘアケア

補修トリートメント
出典: plprod / shutterstock

どんなに気をつけていても紫外線を100%ブロックすることはできません。紫外線の影響を受けた髪の毛は必ずヘアケアをして、紫外線からのダメージを補修する必要があります。紫外線で受けるダメージはコテやアイロンで受けるダメージと同じで、髪の中にあるタンパク質を分解と変形させてしまいます。そのため、髪が硬くなり、手触りが悪くなってしまうのです。

ダメージを補修するためには、その日のうちに補修型のトリートメントで栄養を髪にしっかりと補給しましょう。さらにこの時期にカラーやパーマをする際は、必ずトリートメントメニューをプラスして髪のダメージを最大限に抑えるように気をつけてください。

紫外線は1年中降り注いでいます。今回ご紹介した紫外線対策は、夏に限らずどの季節にも意識できるとよいです。どの季節も毎日の紫外線対策をしっかりと行うことできれいな髪を維持できますので、怠らずに必ず毎日の対策を行うようにしてくださいね。

【画像】
PanKR / PIXTA(ピクスタ)、Quality Stock Arts、Iurii Stepanov、plprod / shutterstock

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