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「何だここは」男性がおしゃれ過ぎてムカついたデートスポット

  • 2020.6.20
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デートスポットって、おしゃれであることが大前提だったりしますよね。
おしゃれじゃない場所に行くってのは、そもそもムードがありませんから男性はよくても、女性が嫌がることもしばしば。特に若い世代はそれが顕著です。
だけど、人間ってのはあまのじゃくなもので、あまりにおしゃれが過ぎても、それはそれでムカついてしまうこともあったりして。
僕もこれまで、そういうデートスポットに入り込んでしまい「逆に嫌だな」と思うような経験を何度かしました。
今回は、僕がこれまで見てきた“おしゃれすぎてちょっと鼻につく”デートスポット。
その傾向というものを振り返ってみたいと思います。

過剰に季節の装飾をやり過ぎてる飲食店

これはまあ、挨拶がわりのジャブ程度に触れておきたいんですけども、たまに季節ごとの装飾について、気合いを入れ過ぎてる飲食店ってありませんか?
大体こういうのは女性がメインターゲットに設定されてるビュッフェ系の、ちょっと海沿いとかにある飲食店にそういう店が多いように見受けられるところです。
たとえばハロウィンの時期だと、そこらじゅうにかぼちゃとか、魔女っぽい装飾とかがあって、コウモリとかぶら下がってて。
それはそれで映えるし楽しいんですけど、ちょっとおしゃれ過ぎてて食事をするような雰囲気とかい離しちゃってるというか。
そういうのが好きな人のためのお店なんで、別にそれはそれで正しいんでしょうけど、食事中にちょっと目がそっちの方向に向かうと、味が散るんですよね。
こういうのって分かりませんか? きっと僕だけがそう感じてるわけじゃないと思うんですが……。

インスタスポットとしての価値しかなくなった観光地

それから、SNSが流行したことで“映え”を強く意識した観光地も結構増えましたよね。
一時期はタピオカさえ手にしていれば、それが“映え”みたいなわけの分からない状況になってしまい、インスタグラムを見ても同じような構図ばかりになっちゃっていました。
あれと同じような系統で、「ここで撮影してインスタにのっけてね」みたいな匂いがすごく漂う観光スポットみたいなもの、ずいぶん増えたと感じます。
それはそれでおしゃれだったりするんですけど、おしゃれってのは個性ありきで発動するスキルだと思うんです。
みんながみんな同じおしゃれを追いかけるってのはちょっと違いますし、そこについての疑問を持たずに「とりあえず撮影してインスタに載せよう」みたいな人が結構多いのはちょっとなぁ。
それも込みで辟易(へきえき)しちゃうというか、訪れてて疲れるってことはしばしばあります。
「インスタスポットとしての属性にこだわる前の、以前の観光地のほうが魅力にも多様性あったのに」とガッカリすることもあったりなんかして。

大人感、おしゃれ感出し過ぎカフェ

それから、料金設定も提供する食事も一般的というか、リーズナブルなのに、大人感がしとどに出てるようなカフェ。
これもちょっと苦手に感じる部分があります。
おしゃれってのは良いことだけど、実態と離れちゃってるとそこが浮いて見えちゃいますよね。
実際に料金設定の高いお店の出す高級感、大人感こそが本来の雰囲気に沿うものだと思うので、色合いだけ似てて、雰囲気がトレースされているだけってのもなんかなぁ。
少なくとも普段から高級なお店に出入りしている人って、大人感を出してる普通のカフェに入ると、ちょっと半笑いなんですよね。
あれはあれで雰囲気悪いし僕もああいうのは嫌いな人種なんだけど、それを招く空気にも原因があるというか、ちょっと苦手なものを感じるところです。

おしゃれ過ぎることを悟り、敬遠するターゲットは実際多い…

物には限度があるものですが、おしゃれも過ぎるとかえって毒々しく見えたり、空虚に感じられるところってありますよね。
こういうのは特に、男性はデートのたびに割と敏感に察知するものです。
今回挙げたような事例も、過去にデートで女性から「ここ行ってみたい。絶対楽しいので」みたいな要求があって出向いたスポットばかりです。
でもなんかこう「違うなあ」っていうか、そこの空間に溶け込めないというか、溶け込む気になれないというか。
そういう雰囲気がありました。
おしゃれ過ぎてもダメだし、実態と違う感じの装飾も受け付けられないって人はいて、そういう人からすると「なんだかな」って話なんでしょうね。
普通が一番安心できるし、無難って言葉は最高です。
(ライター/松本ミゾレ)


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