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ローカル女子が教える!鎌倉のベストシーズン&好きな風景。「地元民だからこそ知っている風景とは?」

  • 2020.6.19
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鎌倉にゆかりのある10名の女性に、様々なテーマで鎌倉の素敵ポイントをアンケート取材を行いました。 ローカルならではの情報に、鎌倉の意外な一面が見えてきます。今回はベストシーズンと好きな風景を教えてもらいました。

Q.1「ローカル女子が選ぶ鎌倉のベストシーズンは?」

春夏秋冬、その季節ごとに様々な一面を見せてくれる街・鎌倉。この街を知り尽くす鎌倉女子が選ぶベストシーズンを選出。

春/「5月の鎌倉はとにかく風と光が気持ちいい」
鎌倉といえば“あじさい”ですが、人でにぎわう時季を避けた、4月、5月の新緑の季節をおすすめする声が多数。気持ちいい海風が吹く海岸を散歩したり、段葛(だんかずら)の夜桜もこの時季楽しめる。

初夏/「梅雨のあじさいはやっぱり外せません」今や鎌倉の代名詞となっている梅雨の時季のあじさい。やっぱり良いものは良いということで初夏のシーズンも多くの票を獲得。真夏の海水浴客でにぎわう前にゆっくり鎌倉を味わいたい。

秋/「近づく冬の雰囲気、少し寒い海もまた良し」
春と初夏に続いて人気だったのが、秋。カラッと気持ちの良い空気感といった意見のほかに、鎌倉と山の匂いが漂ってくる季節といったローカルならではの意見も。紅葉がきれいなスポットも多い。

夏/「海の街鎌倉が生き生きするのはやっぱり夏!」
毎年多くの人でにぎわう鎌倉の夏。若干のカオス感はあるけれど、様々なエネルギーが交錯して、鎌倉が一年で一番エネルギッシュな時季。太陽でキラキラ輝く海はやっぱり魅力的。

Q.2「地元民だからこそ知っている鎌倉女子の好きな風景とは?」

おしゃれな街並みと自然がマッチして独特の風景を生み出している鎌倉。ここでしか見ることができない風景の中から鎌倉らしい場面を紹介。

1.海岸に天日干しされたワカメ/「砂浜で漁師さんが干すワカメは新春の風物詩」

ローカルだからこそ知っている鎌倉らしい風景のひとつが、2月になると海岸を埋め尽くすワカメの天日干し。鎌倉湾で収穫されたワカメは、売り場に並ぶとすぐに無くなってしまうほどの人気。目と舌で味わえる風物詩。

2.段葛の桜並木/「鎌倉住民の楽しみ段葛の夜桜」

鶴岡八幡宮へと続く参道の中央、車道より一段高くなった道が段葛と呼ばれる。段葛の両側には桜が植えられていて、桜の名所として春には多くの人でにぎわう。人通りが落ち着いた夜に、この桜並木を歩けるのはローカルならでは。

3.衣張山山頂からの眺め/「由比ヶ浜を見渡せる衣張山の山頂」

衣張山(きぬばりやま)は鎌倉市街の南東部に位置する標高121メートルの小高い山。ハイキングコースになっていて、鎌倉市民に親しまれている。山頂からは鎌倉の街と由比ヶ浜が一望でき、晴れていると富士山も間近に見られる絶景ポイント。

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Navigators

・リカ・ヴァネッサさん/29歳。ドイツ生まれ、藤沢育ち、葉山在住。モデルやブランドプロデューサーとして活動している。5歳の男の子の母。旅と古着、音楽を愛してやまない。葉山〜茅ヶ崎辺りに出没中。

・平川景都さん(ひらかわ・けいと)/鎌倉出身。大学時代をハワイとLAで過ごす。高校から始めたヒーリングの勉強を深め、セルフアウェアネス・ティーチャーとして自分との向き合い方と女性性の叡智を伝える。

・臼谷 瞳さん(うすたに・ひとみ)/葉山出身。染色作家の母の下で修業し、自らも素材と手仕事の世界へ。針と糸による刺し子のような文字刺繍や、アンティークリネンなどを使用した作品作りをしている。

・大谷和希さん(おおたに・わき)/逗子在住。オーガニックコットンなど自然に還る素材や国内生産にこだわったオリジナルウェアをメインに、自然と調和したライフスタイルブランドを2019年にスタート。

・百木静音さん(ももき・しずね)鎌倉生まれ。大学でハワイ島・ヒロに住んだことをきっかけにヴィーガンと出会い、現在は鎌倉・逗子・葉山を中心にスイーツブランド〈GUGGA〉を展開している。

・吾郷旅生さん(あごう・りょお)/神奈川県育ち。13歳から15歳までハワイ島で過ごす。言葉の壁に悩んでいた時、写真に出会い、しゃべらなくても自分を表現できることに感動し、カメラを始める。1年前に鎌倉に移住。

・関れいみさん(せき・れいみ)/アパレル企業に約10年勤務したのち独立。2017年レディースブランド〈&her〉を立ち上げ。2020年3月、逗子にショップ兼アトリエをオープン。2歳と6歳の男児の母。逗子在住歴7年。

・須田純子さん(すだ・じゅんこ)/鎌倉・逗子を拠点に花にまつわる仕事をしている。コンセプトはNATURE IS WONDERFUL!植物本来のありのままの美しさを生かして、手を加えるのは最小限に。2児の母。

・黒田慶子さん(くろだ・けいこ)/逗子出身。鎌倉市の小中高に通う。大学卒業後は出版社に入社。ファッション・ビューティの媒体で営業を約10年担当。2014年からはIT企業で映像配信事業に携わる。2児の母。

・ルーシー恩田さん(るーしー・おんだ)/葉山出身。イギリスアンティークの買い付けと販売をしながら、アロマセラピストの知識を活かし、野菜やハーブを使った料理教室を逗子で開催。使う食器はもちろんアンティーク。

(Hanako1185号掲載/illustration:Manako Kuroneko text :Kei Kimura(Mo-Green)coordination:Yukie Mori(BRISA), Reina Shirasaka)

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