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廣瀬智紀&北原里英に聞く、映画「HERO」への思い “期間限定”の恋はアリ?

  • 2020.6.16
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(左から)廣瀬智紀さん、北原里英さん
(左から)廣瀬智紀さん、北原里英さん

映画「HERO 2020」で主演を務める俳優の廣瀬智紀さんと、ヒロインを演じるAKB48グループの元メンバーで女優の北原里英さん。同作は、2年間限定という約束で恋が始まった浅美(北原さん)は約束の期限の日、広樹(廣瀬さん)が別れる決意でいることを知って落ち込みます。2人の幸せを願う広樹の妹はある行動を起こし…西条みつとし監督が主宰する劇団「TAIYO MAGIC FILM」の公演作品「HERO」を西条監督自ら映画化したハートウオーミングコメディー映画です。

オトナンサー編集部では、廣瀬さんと北原さんにインタビューを実施。映画化を聞いたときの感想、舞台と同じ役を演じる面白さなどを聞きました。

作品が映像として残るうれしさ

Q.映画化の話を聞いたときの感想を教えてください。

北原さん(以下敬称略)「舞台初日のカーテンコールでサプライズ発表されました。この作品が映像として残るのがうれしかったです。公演が5日間という短い期間だったので、初日が始まった瞬間から、終わることへの寂しさを感じていたのですが、このメンバーで、まだお芝居を続けられると分かってうれしかったです」

廣瀬さん(同)「サプライズ発表でした。舞台を見ていただいて、その後に発表したので、うれしさも倍になったと思います。僕たちが1カ月半かけて作った舞台が映画の世界でも勝負できる、このメンバーで挑めるのは本当にうれしかったです」

Q.舞台と映画で異なるところはありますか。

廣瀬「舞台では、声の出し方や見せ方などお客さんを意識しないといけません。でも、この舞台はそうではなく、リアルな世界に生きている、そんな芝居を西条みつとし監督と相談しながら最初に作りました。だから、芝居面では大きな変更はなくて、映画になると、そこに色を足すような作業でした」

Q.映画のように、期間限定で付き合うと言われたらどうしますか。

北原「相手に2年間限定で付き合わないかと言われたら、難しいかもしれませんが、私が告白して『2年間限定ならいいよ』と言われたら付き合うと思います。その2年間でうまくいくよう頑張ります(笑)」

Q.舞台と同じ役を演じる面白さを教えてください。

北原「初めて舞台から映画まで作品に携わったので、いろいろな発見がありました。同じ作品でも舞台は舞台の、映像には映像のお芝居があり、全然違うと聞いてはいたのですが、撮影に入るまでは、その違いを明確にイメージできていませんでした。

今回、実際に同じ役を演じてみたら、その違いが何となく分かりました。全身を使って客席の一番後ろの人まで届けようとする芝居と、カット割りやカメラの距離など決まっている中でするお芝居は、全然違うんだなと理解しました」

廣瀬「舞台になるともちろん、舞台の上でお芝居するじゃないですか。だから、どちらかというと抽象的な演技、例えば、たばこを吸うシーンも舞台は火気厳禁なので火は付けず、吸っているフリをしますが、映像だとよりリアルにお芝居ができます。

映画では本物の病室で、よりリアルでその世界に染まれる瞬間があったので、気持ち的に乗るし楽になります。舞台には舞台の面白さがありますが、“より表現しなきゃ”という気になります。映像になると表現するものがそがれるので、演技に集中できるような感覚はあります」

Q.普段、リフレッシュにしていることを教えてください。

北原「サウナにハマっていて、すごくリフレッシュできます。12分で1セットじゃないですか。12分いられるのは1日のうち1回あるかどうかで、6分を目安に、まだいられそうなら延長という感じにしています」(※取材は3月上旬)

廣瀬「最近は、録画したドラマをよく見ています。いつも、見たいドラマでも1話から追えないと諦めてしまうことが多かったのですが、今年に入ってからは、初回から毎回録画して、オフの日にドラマを見るのが癒やしになっています」

Q.AKB48グループを卒業されて2年たちます。女優業に専念されて心境の変化はありますか。

北原「1人になって、全ての仕事に対してより責任感とプレッシャーを感じます。結果が自分に全て返ってくるからこそ、何ごとにも精いっぱい臨みたいと思っています」

Q.仕事は女優一本に絞られるのでしょうか。

北原「お芝居はもちろん、バラエティーもしゃべることも、お笑いも好きなので、仕事を絞らずにどちらもできる人を目指したいです」

映画「HERO 2020」は6月19日から、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開。

【廣瀬智紀さん】スタイリスト:伊藤省吾(sitor)ヘアメーク: FUJIU JIMI

【北原里英さん】スタイリスト:丸山恵理子(オサレカンパニー)ヘアメーク:MARVEE

オトナンサー編集部

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