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ヴィンテージマンションの1室でつくる「男のナチュラルインテリア」

  • 2020.6.13
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アースカラーと「余白」でつくるLDK

メゾネットの1LDKにお住まいのyudaiさん。 Instagram で拝見したお部屋のお写真、床や壁、天井まで木が貼られた珍しい内装が気になっていたのですが、お聞きしてみたら、1960年代に建てられたヴィンテージマンションの一室なのだそう。

「白い部分がなくて、全部、木でできているところに惹かれました。築60年ということでお風呂やトイレが古いのは少し気になりますが、新しい賃貸ではこんな物件はなかなか見つけられないと思います」

メゾネットの下階にあるLDKは約15畳。壁の一面が作りつけの収納になっています。

「ショップのような雰囲気にしたい」と、色の統一感にはかなりこだわっているyudaiさん。かけてある洋服や、棚に飾るものも、季節ごとに変えています。

外の景色が見えるようにと、窓際に置かれたソファとオットマン。この場所で朝ごはんを食べることが多いそう。

ソファにオットマンを合わせるのっって、憧れますね。かなり居心地が良さそうです。

ソファ、オットマン、サイドテーブルは「TRUCK FURNITURE」、木の古いスツールは、昔、お祖父様が使っていたものを受け継いだそう。

こだわっていることは、色の統一感と「余白」をつくること。

「茶色や緑などのアースカラーでまとめる。明るい色や、派手なもの、素材もプラスチックのものは目に見える場所には絶対に置かない。もしあっても、収納の中に入れてしまって目隠しします。目に見える棚は、物でいっぱいにせず間引くこともポイントです」

「余白」を大事にしながら飾られた窓辺。

最近は自宅勤務だったため、ダイニングテーブルを窓辺に持ってきて、ワークスペースも作られていました。

「椅子はTRUCK FURNITURE。ダイニングテーブルはIKEAのものです。テーブルはサイズ感が大切なので、暮らす部屋によって大きさを変えたい。なので、次の引越しの時には別の使い方ができるサイズのものを選んでいます。椅子は座り心地も大事ですし、長く使えるように、良いものを買うようにしています」

キッチンも、ヴィンテージマンションらしく、年季の入った雰囲気ですが、それもまた味としてうまく使いこなしていらっしゃいます。

ダイニングテーブルとして使われているときのお写真はこちら。

器が好きで、「青い器」を集めていらっしゃるyudaiさん。知り合いの信楽の窯元に足を運んだり、東京では恵比寿の「The Harvest Kitchen General Store」によく行かれるそう。

レトロ感を意識した「男のナチュラルインテリア」

こちらは、メゾネット上階に位置する寝室。ここにも壁一面の棚があって、素敵に使われています。

「余白」を意識して並べられた、素敵な雑貨。

以前、インテリアの取材を受けたときに「男のナチュラルインテリア」とキャッチコピーをつけてもらったのがしっくりきているというyudaiさん。確かに、いわゆるメンズ部屋の雰囲気よりも、よりナチュラルで、優しい印象があります。

例えば、アラログのアイテムなど。実家にあったような、懐かしさを感じさせるものをインテリアに選ばれているんだそう。

こちらのアラログのスタンドライトは、momo natural で購入。

年季の入った「木」の壁、天井、床の雰囲気がとても良いヴィンテージマンションの一室。その雰囲気を活かす、「男のナチュラルインテリア」。ひとつひとつのアイテムが厳選され、大人の余裕を感じさせる、素敵なお部屋でした。

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