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ナタリー・ポートマン、39歳の誕生日に約1,100万円の寄付を発表

  • 2020.6.12
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俳優のナタリー・ポートマンが6月9日で39歳に。ナタリーは誕生日を記念して、元受刑者の女性たちを支援する慈善団体への寄付を発表した。(フロントロウ編集部)

誕生日に寄付を発表したナタリー

1994年公開の映画『レオン』のマチルダ役で子役時代から大きな注目を集め、その後も『スター・ウォーズ』シリーズへの出演や、2010年公開の『ブラック・スワン』でのアカデミー賞主演女優賞受賞など、映画界の第一線で活躍し続けている俳優のナタリー・ポートマンが6月9日に誕生日を迎え、39歳に。

画像: 誕生日に寄付を発表したナタリー

ナタリーは誕生日を迎えたことを受けて、自身のインスタグラムを更新。元受刑者で、アクティビストであるスーザン・バートンと一緒に撮影した写真を投稿して、「今年の誕生日は、スーザン・バートンによる『ア・ニュー・ウェイ・オブ・ライフ』に最大10万ドルの寄付をしようと思います」と、慈善団体「ア・ニュー・ウェイ・オブ・ライフ」に約1,100万円の寄付をすることを発表した。

「ア・ニュー・ウェイ・オブ・ライフ」はスーザン・バートンによって立ち上げられた、元受刑者の女性たちに住居などのサポートを提供している慈善団体で、収監を機に離れ離れになってしまった親子がまた暮らせるようになるための支援活動も行なっている。

「私はスーザンの活動に心から感謝しており、彼女の活動は壊れてしまった私たちの世界を癒してくれるものです。スーザンの書籍『ビカミング・ミス・バートン』を読んで以来、私はア・ニュー・ウェイ・オブ・ライフへの支援を続けてきました。これは元受刑者の女性たちに眠れる場所を提供し、人生の再建を支援するためのものです」とナタリー。

「彼女たちの大部分が子持ちの母で、性的虐待や肉体的虐待の被害者であることも多いです。彼女たちは出所した後で、何も資源がない状況に陥ってしまうことがしばしばで、刑事司法の体系内のサイクルに閉じ込められてしまいます」と、元受刑者の女性たちは出所後もつらい生活を送らなければいけないことが多いとした上で、「ア・ニュー・ウェイ・オブ・ライフ」への寄付を決めた理由について次のように綴った。

「人種間の公正のために活動している素晴らしい団体が数多くあるなかで、スーザンによるア・ニュー・ウェイ・オブ・ライフは、投獄される人たちの数を減らし、コミュニティを回復させることを目指しているものです。もし可能であれば今日、私と一緒にア・ニュー・ウェイ・オブ・ライフへの支援に参加してください」

ナタリーの発表を受けて、「ア・ニュー・ウェイ・オブ・ライフ」もインスタグラムに彼女と同じ写真を投稿。寄付への感謝を述べた上で、ナタリーの誕生日を祝福するメッセージを送った。

2018年にセクハラや性差別の撲滅を訴える抗議運動「タイムズ・アップ(Time’s Up)」に参加するなど、社会問題にも積極的に声をあげていることで知られるナタリー。彼女は先日、黒人に対する人種差別の撲滅を訴え、警察による行き過ぎた暴力の行使に抗議するデモ「Black Lives Matter/ブラック・ライヴズ・マター(黒人の命にも価値がある)」が行なわれていることを受けて、警察=安全という考えは「白人の特権」だったことに気づいたとする声明をインスタグラムに発表した。(フロントロウ編集部)

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