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【顔の形別】 圧倒的に垢抜ける!? メイクのプロに聞いた「似合わせ眉」の作り方

  • 2020.6.11

アイシャドウやマスカラはきれいに塗れても、「なかなか眉の形が決まらない……」、「どんな眉が似合うかわからない……」など眉に対しての悩みは多いのではないでしょうか。眉付近の筋肉の関係で、左右の眉の高さがそもそも違う方も多いので希望の形を作ることも難しいですし、「どんな眉がそもそも似合うのか」を見つけるのも、とても難しいですよね。

今回はメイクアップアーティストの小笠原彩さんに、そんなお悩みを解決するべく、顔型別に似合う眉の形を教えていただきました。

眉で顔の余白をコントロールして

眉メイク
出典: Volodymyr TVERDOKHLIB / shutterstock

そもそもなぜ、眉が顔の印象を左右するのでしょうか。細かいディテールが目立つことや、真っ先に目に入ってくるから、など理由はさまざま。中でも、眉によって顔の余白の見え方が変わるから、ということが大きいかと思います。

眉は顔の額縁ともいわれていますが、絵画も額縁によって、絵の余白や印象が大きく変わります。その余白をどう扱うかが似合う眉を作るカギになるので、顔の形にあわせて眉を描き、余白や印象を操るときれいに見えやすくなりますよ。

1:【丸顔さん】アーチ型の眉

アーチ眉
出典: Ushico / PIXTA(ピクスタ)

ではまず丸顔さんに似合う眉の形をご紹介します。

丸顔さんは輪郭がラウンド型なので、全体的に柔らかい印象を与えます。その印象に合わせたアーチ型の眉がおすすめ。あまり角をつけすぎた眉や、直線が多い眉は輪郭の丸みと印象が合わず、丸みを強調して見せてしまうこともあります。

少し強い印象にしたい場合は、途中までアーチ型で、眉尻をきりっと仕上げると、全体的に顔もすっきりシャープに見えやすくなります。また、小顔効果を狙うなら、眉尻は少し長めにしてあげると、顔の余白が少なくなり、スッキリした印象に見せることも可能です。

おすすめ:アーチ型、眉尻をスッキリ、眉尻はやや長めに

NG:角がありすぎる眉、まっすぐすぎる眉

2:【面長さん】並行眉・アーチ眉

並行眉
出典: ABC / PIXTA(ピクスタ)

次に面長さんに似合う眉の形をご紹介していきます。

面長さんは落ち着いた大人っぽい印象を与えやすい輪郭になります。そして面長さんこそ顔の余白をどう活かすかによって、印象がとても変わります。例えばおでこが狭い面長さんにつり目メイクをすると、パーツが上に寄り過ぎてしまい、逆に目が小さく見えたり、頬が伸びて顔が大きく見えてしまうことも。

全体的に”目から上”よりも、”目の下から顎先”までの長さの方が長い方が多い面長さんなので、眉の印象も上に上がりすぎない方がバランスを取りやすくなります。こちらを踏まえると、上に印象をあげすぎない平行気味の眉や、アーチ型などがおすすめ。上につって見えてしまう、角がある眉はあまりおすすめではありません。

おすすめ:平行眉、アーチ型

NG:角のある眉、上に印象を持ってきすぎる眉

3:【ベース型さん】直線的な長め眉

最後にご紹介するのはベース型さんに似合う眉。

ベース型さんの輪郭の方はエラが張り気味で、少し角張った印象に見えやすい輪郭になります。このようなベース型さんには、あまり鋭角な眉を作りすぎると、輪郭を強調してしまう可能性があるため、眉山はなだらかに、且つ、角を強調しすぎない直線的な眉がおすすめ。眉頭から眉山にかけては直線的に、眉山から眉尻にかけては、なだらかなアーチ型と、型を混ぜてみて。

また、横幅の余白を気にされる方が多いので、眉尻は長めにすると余白が少なくなり、小顔効果が狙えますよ。

おすすめ:直線的〜眉山はアーチ型の眉、眉尻の長い眉、

NG:眉山が鋭角な眉、短すぎる眉

眉の形によって、顔の輪郭を活かすことも可能です。

顔のバランスと合わせた眉が完成したら、より似合わせの精度をあげるため、目の位置や幅なども考えてバランスを整えると、よりご自身に似合う眉の形が見つかります。眉山を少し内側にいれたり、外側にずらしたりするだけでも印象は変わるので、ぜひいろいろ試してみて、自分にあう眉を探してみてください!

【画像】
Volodymyr TVERDOKHLIB / shutterstock、ABC、Ushico / PIXTA(ピクスタ)

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