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遊園地・テーマパークの新しい楽しみ方とは?ジェットコースターは絶叫禁止など、ガイドラインが発表

  • 2020.6.11
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新型コロナウイルス感染拡大防止のため、臨時休業状態にあった各地の遊園地やテーマパークだが、大阪の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」や埼玉の「ムーミンバレーパーク」、三重の「志摩スペイン村」などが段階的に営業を再開。それらに続くように、制限を設けながら営業を再スタートさせる施設が増えてきている。

【写真】ジェットコースターやお化け屋敷では絶叫はNG※画像はイメージ

アトラクションによっては入場制限が設けられる場合も※画像はイメージです
アトラクションによっては入場制限が設けられる場合も※画像はイメージです

ウィズコロナ時代に突入した今、日常生活における「新しい生活様式」の実践と共に、遊園地やテーマパークでの遊び方も大きな変化を迎えようとしている。その指針となるのが、東日本・西日本遊園地協会と賛同企業が5月22日に発表した「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」だ。遊園地・テーマパーク業界において感染拡大予防のために実施すべき事柄を整理したもので、オリエンタルランドやユー・エス・ジェー、サンリオエンターテインメント、富士急ハイランド、よみうりランド、ハウステンボス、豊島園といった多くの事業者が賛同を表明している。

マスクや手洗い、ソーシャルディスタンスの確保など、基本的な感染対策をチェック!

基本的な感染対策として掲げられているのは、「来場者と従業員を含むすべての人の健康管理に留意する」「衛生的な施設・設備を提供できるように清掃・消毒を強化実施する」「身体的距離(社会的距離)と十分に換気された空気環境を確保するように運営する」の3つ。

従業員と来場者には、マスクやフェイスシールドの着用を促すと共に、こまめな手洗いうがい・手指消毒をするよう、放送や掲示物で注意喚起を行う。また、来場者同士の身体的距離(社会的距離)を確保するための待機ラインを設けるほか、従業員の接客業務に関しても、1メートル以上の距離を空けて行うよう明記。ただし、エンターテイナーなど業務上マスクの着用が難しい場合は、来場者との距離を十分に空けた上で、大声での会話や発声をしないことを条件に、出演中のマスク着用を不要としている。

では実際に、私たちが遊園地やテーマパークへ遊びに行った時には、どんなところに気を付けて過ごせばいいのか。ここでは5つのシーンに分けて、具体的に見てみよう。

【写真】ジェットコースターやお化け屋敷では絶叫はNG※画像はイメージ
【写真】ジェットコースターやお化け屋敷では絶叫はNG※画像はイメージ

■①【入場時】“3密”を避けるため、チケットの事前購入や入場制限に協力を

密集・密接・密閉の“3密”を避けるために、当面の間は施設やアトラクションの利用人数の制限を行う施設も。事前予約制度が実施される場合もあるので、遊びに行く前には必ず営業情報をチェックしよう。また、入場時には来場者の検温を実施し、37.5℃以上の発熱やかぜ症状などの不調がある場合、入場不可になることもあるという。チケットの事前販売がされている場合は、入場時の混雑緩和のためにもあらかじめチケットを購入しておくほうがベターだ。

■②【アトラクション】ジェットコースターは絶叫禁止!?お化け屋敷での距離感にも注意

ジェットコースターなどの乗り物では、マスクを着用し、大声での発生は控えよう。状況によっては、指示に従って隣の人と席を空けて着席。アスレチックや展望台、迷路などでは、密にならないように人数制限が設けられる。さらに、ボールプール・お化け屋敷といった屋内アトラクションは、清掃・消毒が難しい場合は営業が見合わせとなることもあり、監視員やお化け役などは、できる限り離れて対面することになるという。VRや3Dメガネといった接触型器具を使用するアトラクションは、原則として営業は見合わせ。使用のたびに、洗浄剤などによる清掃が可能な場合にのみ営業が可能となる。いずれのアトラクションも、来場者には手洗いや手指の消毒が求められるので、みんなが安心して利用できるように積極的に協力しよう。

■③【キャラクターショー・着ぐるみグリーティング】触れ合い&声援NG!ルールを守って観覧を

“3密”の回避のため、グループごとに1メートル以上の間隔を空けることを意識しよう。着ぐるみが出演する場合は、着ぐるみと触れ合うこと、着ぐるみに触れることがないように注意。ショーやイベントの途中には、ついつい声援や掛け声を上げたくなってしまうかもしれないが、原則禁止なので我慢しよう。

■④【飲食施設】スペースに余裕を持ち、自分の席でゆっくり食事を楽しもう

施設側では、スタッフのマスク着用はもちろん、ビニールカーテンなどにより飛沫対策が行われる。座る際は席をずらしたり、横並びに座るなどして、真正面の配置を避けるように工夫しよう。高齢者・乳幼児・障がい者などの介助のために対面を希望する場合は真正面に座ることも可能だが、他グループとの相席はNGだ。特に屋内レストランは、グループごとの間隔が空けられるように、入場制限することも検討されるという。そのほか、食べ放題・ビュッフェではあらかじめ食品やドリンクを小分けにする、またはカバーを設置するといった対策が設けられることになる。支払いの際には、利用者は可能な限りキャッシュレス決済を行い、接触を避けることがおすすめだ。

■⑤【ショップ・売店】キャッシュレス決済&こまめな手指の消毒で感染防止を

レストランと同様に、スタッフおよび利用者双方が工夫して飛沫防止に努めることが重要で、キャッシュレス決済が推奨される。また、子供の体験コーナーや見本品での試し遊び、試食コーナーなどはなくなる。店内のガチャガチャを利用する際、取っ手部分などに触った後は、周辺に設置された消毒液で手指消毒をお忘れなく。

ウィズコロナ時代に、遊園地・テーマパークを楽しむために

従業員も来場者である私たちも互いにマスクを着用することになり、今後はマスク越しの笑顔と目線のやり取り、ジェスチャーなどを組み合わせた“新しい接客スタイル”が実践されるようになる。これまでの接客と違って表情が見えづらくなり、コミュニケーション不足によってサービスの質が低下するのではないかと懸念する人も少なくはないかもしれない。また、絶叫禁止やキャラクターとの触れ合いNGといった制約に困惑し、従来通りに遊園地・テーマパークをエンジョイできないと不満に思う人もいるだろう。

こまめな手指の消毒を心がけよう※画像はイメージ
こまめな手指の消毒を心がけよう※画像はイメージ

しかしこれからは、感染防止対策をしながら楽しめる方法を模索し、誰もが気兼ねなく遊べるようになるためにも、互いに配慮し、協力し合うことが重要になってくる。まだまだ気が抜けない状況にあるからこそ、みんなでルールを正しく守って、遊園地・テーマパークを楽しもう。

※「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」より抜粋

※施設により対策は異なる場合があります。また、営業日や営業時間、実施アトラクションが変更となっている場合があるので、詳細は各施設のホームページなどで確認してください

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