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既婚女性のホンネ! 結婚後に聞かれる「子どもはまだ?」の返し方5つ

  • 2015.4.24
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【女性からのご相談】

結婚3年目の20代主婦です。共稼ぎでお互いに忙しく、なかなか子作りに専念できません。 結婚したころは、「自然に任せて」と思いながら過ごしていましたが、今は仕事優先になってしまって子どもは後回しになっています。もちろん、将来的には子どもは欲しいです。最近は義父母から、「子どもはまだなの?」「仕事ばかりしているから」なんて、子どもができないことを責められます。しばらく妊娠は考えていないので、周りからの攻撃をうまく返す方法はありますか?

●A. 「大事な仕事を任されて」……オブラートに包みながら“本音”を伝えてみる。

ご相談ありがとうございます。ママライターのKOUです。

ご相談者さんのように、家族や親せき、友人らから、「子どもはまだ?」と言われて、不快感を覚える女性の方は多いかと思います。特に、自分の両親や義父母からのプレッシャーはとてつもなく重いものです。実際に、20代から40代のママさん約30人に周囲から、「子どもはまだ?」と一度でも聞かれた経験があるかどうか、尋ねたところ、8割近くの方が、「経験あり」と回答。そのうち、結婚2、3年目のときに、「経験した」というのがほとんどでした。

回答をいただいたママさんの中には、「子どものことを言われるのが嫌で急いで子どもを作った」と、周りの言葉に流された方もいらっしゃいました。一方で、「気にしなかった」「聞き流していた」と、周りの意見に左右されず妊娠するまで過ごせたというお話も伺えました。

とはいっても、会うたびに、「子どもはまだ?」と挨拶のように繰り返して言う人もいますから、うんざりしてしまいますよね。そこで、「子どもはまだ?」などと、“攻撃”を受けたご経験のある現役ママさんから、“本音”をオブラートに包みながら上手に返す方法を教えていただきました。

●「子どもはまだ?」を上手に返す方法5つ

●(1)「経済的に余裕がない」→「子どもを育てられる環境を整えたい」

『妊娠したのは結婚して5年目でした。夫婦ともに働いていたので、子どもどころではなかったのですが、結婚当初から両親に、「早く孫の顔が見たい」と言われ、結婚2年目くらいまで、「まだか」とせかされていました。しつこかったので、「あと2年くらいで貯金が○○万円になると、余裕がでてくるから。子どもを育てられる環境を整えたい」と言い返したら、「ちゃんと考えているなら、分かった」と納得。具体的な数字目標を伝えながら、今は経済的な余裕がないことをやんわりとアピールするのも手』(小学2年生、3歳児のママ)

●(2)「仕事がしたい」→「大事な仕事を任されているから」

『仕事を理由に子どもを作らないというと、年配の親せきからは、「子どもを産んで一人前」と批判されるので、私自身の会社でのポジションや仕事内容などを話すようにしています。たとえば、「大事なプロジェクトを任されていて、しばらくは仕事に穴を開けられない」などと、自分の責任の重さを説明したら、「会社に必要とされているならば、頑張らないとね」と逆に応援されました』(4歳児のママ)

●(3)「不妊治療をしている」→「貧血で治療中」

『なかなか子どもが授からず、不妊治療で通院していました。結婚5年目に入ってから、私が不妊治療していることを知らない友人から、「子どもはどうするの?」と聞かれるたびに、答えにくくて、「貧血気味で治療していて、良くなってからと思って」とごまかしていました。体調不良を理由にすれば、相手もしつこく聞いてこなくなり、うまくかわせます』(3歳児のママ)

●(4)「子どもが苦手」→「自信がついてから」

『本音、子どもがあまり好きじゃないので、子どものことは考えていませんでした。旦那の両親に、「孫はまだか?」と訴えられ、旦那も、「そろそろどうか?」と言われるもので、「私としては、子どもを育てる自信がまだないから、少し育児の勉強をさせて」と答えるようにしていました。一応、育児雑誌を買って義父母の前で勉強するふりをしていたら、「頑張っているね~」と感心されました。結局、1年後には妊娠しましたが……』(1歳児のママ)

●(5)「まだ夫婦だけでいたい」→「(今の住まいは)子どもが生まれると手狭」

『結婚2年目になって、周りから子どものことを聞かれるようになりました。もちろん、子どものことは考えていましたが、あと3年くらいは夫婦だけの生活を楽しみたかったので、いつも、「今の住まいが手狭で、(子どもができたときに住める)良さそうマンションを探しているところなんです」と答えていました。さらに、「大きな買い物なので、すぐには決められなくって」と付け加えると、皆さん納得してくれましたよ』(小学4年生、5歳児のママ)

以上、現役ママさんからの声をまとめました。

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親子共々幼稚園に慣れてきて、私自身も、「2人目はまだ?」と周りから聞かれることが増えました。その際は、「2人目は考えていない」と答えています。意外と、はっきり自分の現状を相手に伝えた方が、何度も尋ねられることはないようです。

ただ、自分の親や義父母の場合、「孫の顔が見たい」という気持ちに任せてプレッシャーをかけてくるので、こちらの言い分をそのまま主張しても受け入れてもらえないこともあります。

ですから、ご相談者さんも、ご紹介した体験談を参考にしながら、言葉を選んで相手にうまく返す方法を見つけてくださいね。

●ライター/KOU(ママライター)

大学卒業後、新聞社に入社。地方支局や芸能部などで、10年間にわたり記者生活を送った。あっとういう間に30半ば目前に。「このままでは結婚できない」と思い立ち、婚活に専念(?)しようと、退職。数か月後には結婚相手を見つけた。36歳で1人目を出産。育児中には通信講座で保育士の資格を取得、少しは役に立っているのか、息子もすくすく育っている。現在は、のらりくらりと在宅でライター業を営む。

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