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【鎌倉の暮らし】レザークラフトアーティスト・河崎彩夏さん「アトリエから徒歩10分の海で、作品のインスピレーションをイメージ」

  • 2020.6.9
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山と海に囲まれて、のんびりしたこの場所には、暮らしを大切にする人達が集まっています。鎌倉だからこそできる特別な時間の過ごし方や、生活や仕事の輪でつながった信頼できるお店を9組のみなさんに教えてもらいました。6組目の今回はレザークラフトアーティスト・河崎彩夏さんの鎌倉の暮らしをご紹介します。

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白壁にカラフルな作品が映える。「七里ガ浜の伝説のショップ〈CherShore〉から継いだ流木ディスプレイ」
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コラボアイテムやPOP-UP用什器もある。
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独自の方法での手染めのレザーには廃棄処分される革を再利用。
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ハンドソーイングでの丁寧な仕上がりも人気の秘密。
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応接室のテーブルは、ウッド作家の友人の作品。作業スペースとしても。

鶴岡八幡宮から由比ヶ浜海岸に続く一本道の「若宮大路」。時の将軍、源頼朝が妻・北条政子の安産祈願のために造営した鎌倉の中心的大通りたもとだ。海岸に近い一の鳥居の袂。「AYAKAWASAKI」のアトリエはそこにある。

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週1は訪れる由比ヶ浜ビーチ。アイテム撮影や創作の合間によく行くマストスポット。「アトリエから徒歩10分。作品のインスピレーションをイメージする由比ヶ浜ビーチ」

「名刺交換の際に〝鎌倉〞だとすぐ覚えてもらえるんですよ」と微笑む河崎さん。刻一刻と変わる海のカラーグラデーションをレザーのキャンバスに映し出し、バッグや財布に用いる彼女の作品は、時に水面にキラキラと反射する太陽のイエローとブルーの交わりだったり、はたまた夕陽から夜空へと染まりゆくピンクとパープルの呈色(ていしょく)であったり。

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材木座海岸の〈ミルコーヒー〉。客用のタンブラーには「AYAKAWASAKI」ステッカーがキラリ。彼女の鎌倉コミュニティの場。「客用タンブラーに光るブランドステッカーが目印。繋がる鎌倉コミュニティ」
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由緒ある通りに面したアトリエ。歴史的カルチャーのある鎌倉はオフィスとしても最適。

職人気質の繊細でこだわり抜いたアーティスティックな色彩は、鎌倉での物作りを通じて確立。ビーチラヴァーのマストブランドといっても過言ではない人気ぶりだ。遊びに仕事に、頻繁に訪れていた鎌倉。彼女はこれからも、この地で自分の色を出し、その世界観を発信し続けるだろう。

【My Hot Places】

1.〈ZAIMOKU THE TERRACE〉/材木座
「海の目の前の、カフェやショップが入っている複合施設」

2.〈Pho RASCAL〉/小町通り
「サブメニューのジーローハンとヤムウンセンが大好き!」

3.〈パティスリー チモト〉/御成通り
「シンプルながらフワッフワのロールケーキがおすすめ」

4.〈DAILY by LONG TRACK FOODS〉/小町
「レンバイの中に移転したホームメイド店。雑貨も可愛い」

Profile/河崎彩夏(かわさき・あやか)

鎌倉に自宅とアトリエを構えるレザーアーティスト。自身のブランド「AYAKAWASAKI」のアイテムは、女性を中心に幅広い世代から愛されている。特にグラデーションカラーに手染めしたテキスタイルがアイコニック。
ayakawasaki.thebase.in

※新型コロナウイルスの影響で、今号で紹介する店舗や場所の情報は変更の可能性があります。また、外出自粛に関する状況は日々変化します。慎重な判断の上での行動をお願いいたします。

(Hanako1185号掲載/photo:Yumi Saito text:Eriko Matsumoto , Tomohiro Okusa, Akemi Kan , Reina Shirasaka edit:Kei Kimura ,Hanako Kajiyama ,Kana Mizoguchi(Mo-Green)coordination : Yukie Mori (BRISA ))

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