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エッチのとき「男子が察してくれないこと」あれこれ【ひとみしょうの男って実は】

  • 2020.6.8
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みなさん、変態さんがどのような気持ちで性行為をしているかご存知ですか?
エッチそのものを純粋に楽しんでいるのみで、そこに愛はない?
いいえ、そんなことはありません。

変態さんは、パートナーに対する思いやりをたくさん持ってエッチします。もしそうじゃなければ、変態さんのエッチは壮大なる(ちょっと変わった)人体実験に成り下がってしまうでしょ?
変態さんですら愛や思いやりを持ってエッチしているのだから、ノーマルな人だっておなじですよね?

でもしかし、エッチしても彼にわたしの愛が伝わっていないのでは?という悩みを持っている女子が意外と多いのだとか。
というわけで今回は、エッチのとき言わないと彼が察してくれないことについて、一緒に見ていきたいと思います。

「あなたのことが好き」という気持ち

最近では「彼に好かれるエッチのテクニック」というコラムがあり、そこに、たとえば「フェラの技を磨く」とか「騎乗位の腰使いをマスターする」などと出ています。
あなたがそういうのを真に受けてフェラのテクニックを磨き、実際に彼に華麗なる技でご奉仕したとします。
そしたら彼はどう思うのか?
「この子、どこでこんな技を習得したのだろう。もしかしてヤリまくっている子?」と思うのです。
彼女が「愛が伝わりますように」と願ってがんばったことを、彼は誤解してしまうのです。
エッチのとき「あなたのことが好き」という気持ちを、彼は察するとは限らないのです。

セフレから昇格したいという気持ち

あなたが彼のセフレで、セフレから本命に昇格したいと願って、あらゆるエッチな努力をしたとしても、彼はあなたの気持ちを察しません。
なぜなら男子にとって「それはそれ、これはこれ」だからです。

つまり、気持ちいいエッチに対する努力は、あくまでも快感を共有するための努力。セフレから本命へと昇格する気持ちは、あくまでもセフレから本命へ昇格する努力なのです。
なので、どうしても本命に昇格したいのなら、エッチの前後に(ハダカででもいいので)、彼とひざをつき合わせて真剣に話し合いをすべきなのです。

マンネリなエッチを改善したいと願う気持ち

彼とのエッチがマンネリ化しちゃった場合、女子のなかには、それでも彼に悪いなと思って、彼のルーティーンなやり方を受け入れる人がいますよね?

ある種の女子が積極的に「いつものパターン飽きたから、今日はコスプレしようよ」とか「いつもとちがうシチュエーションでやろうよ」と彼に提案するのに対し、おとなしめの女子はなにも言わず彼のやり方に合わせますよね?
それ、合わせ続けていたら、彼はずっと同じことをあなたにしてきます。

それではイヤだと思って、でも彼に「ローションプレイしたい」などと言えば変態に思われるのが怖くて、ほかの刺激的なエッチをしてくれそうな男子と浮気エッチをする……でもいいかもしれませんが、でもそれではちょっとねえ……。
マンネリエッチをする彼には悪気がありません。彼は「それしか知らないから」そうしているのです。女子から新しい提案をしないと!
彼はあなたの気持ちをまったく察していないのだから。

おわりに

男子って、なにも彼女の身体だけが目当てでエッチするわけではないのです。
そこに愛もあれば思いやりもあるのです。

でも、男子は女子ほど、性行為に愛や恋やキラキラを持ちこみません。
彼は愛や恋とは別の意味で真剣だからです。真剣にやって彼女の心身を満足させないと「次」がないことを彼は知っている、だから真剣なのです。

女子が「ハハハ!パンツから糸が出てた!恥ずかしっ!」と笑っている隣で、全裸の彼は真剣なのです。
そのへんのこと、察してあげてください。(ひとみしょう/作家・コラムニスト)

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