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しんどくなる前に…心理テストで知る、自己評価を低下させている要因って?

  • 2020.6.7
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自己肯定感とは、自分で自分の存在をいいと思えている状態のこと。ここでは、そんな自己肯定感がなかなか持てない方、自分への評価が低い方に、その理由を探る心理テストをお届け! 心の中に引っかかっていて、評価を引き上げるのを邪魔しているファクターにスポットを当ててみましょう。

あなたが“自己肯定できない理由”をチェック

Q1からスタートして、設問に対してaとbからあなたの感覚に近いほうの答えを選び、指示に従って進んでください。最後にたどり着いたA~Eが、あなたのタイプです。

Q1. 幼い頃のあなたが、来客からおみやげをもらいました。それは?
a:おもちゃ…Q2へ、b:お菓子…Q3へ

Q2. もらったおもちゃは?
a:すぐに遊びたい!…Q4へ、b:もったいなくて、しまっておく…Q5へ

Q3. もらったお菓子は?
a:珍しくて、めったに食べられないお菓子…Q5へ、b:ありふれているけれど、大好きなお菓子…Q6へ

Q4. 友達が遊びに来ました。あなたは?
a:もらったおもちゃを見せる…Q7へ、b:もらったおもちゃは見せない…Q8へ

Q5. お礼にひと言付け足すなら?
a:「すごく嬉しい」…Q7へ、b:「大事にするね」…Q8へ

Q6. 来客の用件は?
a:季節の挨拶…Q5へ、b:人生相談…Q8へ

Q7. 子供の頃、好きだった遊びは?
a:おままごとや人形遊び…Q9へ、b:おにごっこやかくれんぼ…Q10へ

Q8. 子供の頃、なりたかったのは?
a:お嫁さんやお姫様…Q10へ、b:お店屋さん…Q11へ

Q9. 仲良しだった友達の名前は?
a:覚えている…Q12へ、b:忘れちゃった…Q10へ

Q10. 子供の頃、好きだった食べ物は?
a:おやつを思い浮かべた…Q14へ、b:ごはんを思い浮かべた…Q13へ

Q11. お昼寝をして、目覚めると?
a:夕暮れ…Q13へ、b:昼下がり…Q10へ

Q12. 子供の頃の宝物は?
a:隠していた…Q16へ、b:飾っていた…Q15へ

Q13. 幼い頃のあなたが泣いています。どうしたのかな?
a:怒られちゃった…Q16へ、b:転んじゃった…Q17へ

Q14. 子供の頃、好きだったのは?
a:ビー玉…Q17へ、b:万華鏡…Q18へ

Q15. 幼い頃のあなたに、秘密基地を作ってあげるなら?
a:ツリーハウス…typeA、b:押し入れハウス…typeB

Q16. 幼い頃のあなたをどこかに連れていってあげるなら?
a:遊園地…typeB、b:デパート…typeC

Q17. 幼い頃のあなたにサプライズを仕掛けるなら?
a:パーティを開く…typeC、b:ピクニックに行く…typeD

Q18. 幼い頃のあなたに子供部屋を作るなら?
a:プリンセスみたいな子供部屋…typeD、b:おもちゃ箱のような子供部屋…typeE

診断

行動パターンから、評価が低い理由をあぶり出して!
大人の世界は複雑で、さまざまな思惑で動きます。本当は気が進まないけれど、断れないからやるしかないなど、思いとは違う着地をしやすいのです。そこで、もう少しシンプルなルールで動く子供の頃に意識を戻してみましょう。小さなあなたが何をどう選ぶかで、無意識に選びやすいパターンがわかります。自己評価が低くなりやすい理由も、見えてくるでしょう。

typeA:他者評価とのギャップが大きい

イメージが独り歩き、リアルな自分が置いてけぼりに。
あなたは、「上には上がいるし、自分はもっと頑張らなければいけない」と感じています。ところが周りは「もう十分」「羨ましい」と褒めてくれるでしょう。自己評価は低いのに周囲は認めてくれるから、かえってわからなくなっているはず。褒められれば褒められるほど、苦しくなるのです。

期待され、自分の望みとは違う方向にレールが敷かれたりもします。また、成功しているふうの空気が、弱音や怠けを許してくれません。勝手にすごい人カテゴリーに入れられてしまい、変化も進化も阻まれているのです。無邪気で無責任な人の言葉は聞き流して、我が道を行くのが一番です。

typeB:向上心の欠如、絶対的な諦め

オリジナルストーリーのポテンシャルに気づいて!
「やってもムダ」、あなたの中には、そんな刷り込みがあるようです。たとえば英語が話せるようになるといいなと考えても、イチから学ぶのがじれったく、ネイティブのように話せないと役に立たないと考えて、習う前にやめてしまうのです。そのくせ、語学力のなさを恥じ続けるでしょう。

そんな負のスパイラルを作っているのは、ありがちな成功イメージです。語学力を武器に大出世する話しか浮かばないから、もう遅いと考えてしまうわけ。カタコト英語でお忍びの大富豪を助けるなど、思いがけないストーリーも広がることに気づいて! 何事も今さらと言わずに実行が正解です。

typeC:他者との比較による劣等感

コンプレックスの陰に、魅力や個性の原石アリ!
あなたの中にあるのは、「特別な存在でいたかった」という思いです。かつて持っていた自信は、今は失われて取り戻すことができません。学校や地域で一番だったのに、社会に出たらもっとすごい人がいて蹴落とされ、プライドが打ち砕かれ、浮上できなくなっている状態に似ています。

自信があったからこそ、強い劣等感や敗北感に囚われています。でも、あなたが卑下している部分は、世間の水準でいえば決して悪くはないはず。欠点ではなく長所で、世の中を渡っていくための個性や魅力になるポテンシャルを秘めています。まずは、人との比較や自己否定をやめてみましょう。

typeD:過去の経験に縛られている

セルフイメージの更新がストップ、最新版に切り替えて。
あなたの中にあるのは「慰めてほしい」という思いです。こんなにダメな私に優しくして、かわいそうだから甘やかしてと、自己憐憫に陥っています。では、なぜダメでかわいそうなのかといえば、誰かの言葉に囚われているせい。意地悪な上司、いじめっこなどの毒気に麻痺している状態です。

「ダメなやつ」「使えない」「ブス」など、ネガティブなパワーワードが響きすぎて、実際は違うのに、本当にそうだと信じ込まされているのです。あなたのことを否定する人ではなく、認めてくれる人を信じましょう。おかしいのは、自分ではなく相手だったかも? まず前提を疑うことから始めて。

typeE:環境、周囲の人の悪影響

責められて当然というのは思い込み。環境を変えてみて。
「ただ遊んでいたい」と、あなたの心は現実逃避をしています。それだけ、今の状況は苦しく、精神的な出口が塞がれているようです。限りなくブラックに近い職場、理不尽で身勝手な恋人、友達っぽくふるまっているけれど、いつもマウントをとりにくる人がいるなど、環境に難がありそう。

どんなに頑張っても認められない、叱られてばかりならば、何がいけないのか、第三者の意見を聞いてみて。「それ、おかしいよ」と、ハッキリとジャッジしてもらえるはず。全否定に慣れて心を壊される前に、あなたを大事にしてくれる、わかってくれる人を頼って、立て直しましょう。

テスト作成…章月綾乃さん 心理テストクリエーター、占術研究家。ハルメクWeb、merにて、心理テストを配信中。ananweb「猫さま占い」、ginzamag「開運レター占い」など、占いの連載、著書多数。

※『anan』2020年6月10日号より。イラスト・イラスト・中島ミドリ

(by anan編集部)

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