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「恋愛なんてしてる場合じゃない」恋愛と結婚は別!と考えるべき理由【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.63】

  • 2020.6.5
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「ああ、この先どうなっちゃうんだろ」

「私のこと心配してくれる人がそばにいたらいいのに……」

今回のコロナのことは誰もが「自分の身の振り方」を考えさせられたはず。

とくに、独身の女性たちであればなおさらでしょう。

今回の恋愛スパルタ塾では「もう、恋愛してる場合じゃない!」「結婚しなきゃ!」となる理由についてレクチャーしよう!

恋愛してる場合じゃない理由~「このご時世、仕事もお金もどうなるかわからないから」

・「派遣で仕事をしていた私。今回のことでよくわかりました。非正規雇用なんて社会の経済事情が変わればすぐ切られるし、立場は弱い……。しかもこの先の年金や老後のことなども考えると不安はつきません。恋愛なんかしてるより早く結婚をしたいって心から思い、今全力で婚活してます」(33歳女性/派遣)

・「フリーランスで仕事をしている私は完全出来高制。今回コロナのことでいろいろ考えされられました。この先、仕事をしたくともどうなるかわからない!現実問題、仕事やお金がなければ暮らしていけない!正直、結婚に逃げたい!ダメですかね?でも、それって女の生きる知恵ですよね?」(43歳女性/クリエイティブ職)

――たびたび襲いかかる災害や今回のコロナ問題などで「ああ、こんなときにそばに居てくれる人がいたら……」と思ったひとり暮らしの女性は少なくないはず。

今の状態が維持できないという不安に襲われれば「恋愛よりも結婚したい!」となってしまうのは、女の本能かもしれない。

収入が不安定な女性ならどうしたって経済面でのサポートが必要不可欠になってなってくるから「正規雇用で仕事している男性をパートナーに……」と望むのは自然だろうね。

何年か前に“女性が求める結婚相手の条件”に「三安」というのがあったんだけど、今また女性たちはそれを求めているんじゃない?

そうそう、それよりもっと前は「三高」だったけどね(笑)

(※女性の理想の結婚相手として高学歴・高収入・高身長という「三高」というのがステータスだった時代があったの)

今、コロナ問題の状況下において誰もが気が穏やかになれるような場所は欲しいもの。

だから「三安」となる。

「安らぎ」落ち着ける家庭、「安定」お金や生活の安定、「安心」夫、パートナーがいることによる安心感……ってとこかな。

社会情勢や環境によって女の男選びの基準は変わるのよ!(笑)

でも、それは間違ってなんかない。

だって、「生きていくための知恵」なんだから……。そう、順応性ね。

【神崎桃子の恋愛説法】苦しいときこそ一緒に乗り越えてくれる相手が必要なんだよ。

ひとりじゃ不安は拭えないんだから……。

恋愛してる場合じゃない理由~「自分に男を見る目がないから」

・「なぜか、好きで付き合っても別れちゃう。でも、よくよく考えてみたら私って中身のないイケメンばかりで、結婚できるような誠実な相手とつきあってなかったかも……(汗)きっと結婚相談所でマッチングしてもらうほうが確実だわ」(36歳女性/美容)

・「ハッキリいって自分のタイプの男とばかり付き合ってきた私。それが幸せだと思ってたけど、虚しいことに気づいた。結局ゴールインしないってことは一生共にする相手じゃないってことだよね。もう男に『好き』とか言われるよりプロポーズされたい!」(38歳女性/福祉)

――あなたはどう?

「出会って『あ、この人……』と感じた男に振られてる」

「これまで何度か恋愛してきたけど、すべて結婚に至らず別れている……」

な~んてことはない?

「付き合っても別れる」を何回も繰り返してきたという女性はそろそろ自覚したほうがいい。

「私は男を見る目がない!!」ってこと(笑)

恋愛できても結婚はできないというのは、本当は"自分に見合わない男“を選んでた可能性は高いよね。

自分が上だか下だかは別にしても、さ。

真剣に付き合っていたら「本当に釣り合う相手とは自然と結婚話になる」もんなの!

だから、結婚したいなら、自分の好みや「あの人いいかも」と感じた男にはもう近寄らないほうがいい(笑)

その男は恋愛できたとしても結婚できる相手じゃない。

これまでは「男として魅力的か?」や「一緒にいて楽しいか」など相手の外見や面白さにとらわれていたかもしれないけど、結婚に大切なのは男としてよりも「人としてどうか」「一緒に生活していけるかどうか」だからね。

【神崎桃子の恋愛説法】あなたの結婚相手にふさわしい男はあなたが恋する男じゃないんだよ!!

恋愛してる場合じゃない理由~「親を安心させたいから」

・「これまで親から『早く結婚しろ』『誰かいい人いないのか』って言われるのがウザくて無視してた。でも今回、父親が突然倒れて入院し申し訳ない気持ちでいっぱいに……。久しぶりに集まった親戚に父が東京に出た私のことをいつも心配してたこと聞かされ、叔父と叔母には『早く家族を作ってあげて。それが一番の親孝行なのよ』と言われて泣きそうに……。しかも、親戚中見渡すと、みんな夫婦でいるのに“自分だけいい年してひとり”……ほんと情けなかった」」(37歳女性/販売)

――忘れてならないのは「生きているうちにしか親孝行はできない」ってこと。

そしてその親孝行とは、親の望むことをしてあげること……なんだよね。

たいていの親というのは子供がひとりでいることを望まない!!だから親は顔を合わせるたびに「結婚しろしろ」と急かすんだよ。

そんな「いい加減に結婚しなさい」という親の干渉が「うるさいな~」「もう、余計なお世話!」といえるのは親が元気なうちだけなの。

さすがに親の老いをまざまざと見せつけられたときは「あ、このままじゃいけない」と焦りだす……。ただそれが時すでに遅しだったら最悪よ!

仮に今は不自由していなくとも「この先困るかもしれない」と想定すれば、襟を正すことができるはず。

【神崎桃子の恋愛説法】自分の親が倒れるだとか、自分が弱ったときに、パートナーがいるってことは心強いものだよ。

「わたし、ひとりじゃないんだ!」という思いを味わうために

仕事がうまくいって、心身ともに元気な状態が続いていくとは限らない。

いつどうなるかなんてわからないもの。

そんな緊急事態に備えるなら、恋愛にとらわれずに「支え合える相手」を見つける努力すべきじゃない?

なにか事あれば「わたし、ひとりじゃないんだ」という思いこそ、幸せに繋がるのだから……。

(恋愛事情専門家/恋愛コラムニスト・神崎桃子)

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