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鉄製の突っ張り棒「DRAW A LINE」で、ワークスペースの可能性を広げる。

  • 2020.6.5
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こんにちは、日用品愛好家の渡辺平日です。最近、テレワークが急速に広まり、自宅のワークスペースの重要性が高まっていますね。会社から在宅勤務の指示が出て、急いで環境を整えたという方も多いのではないでしょうか?

僕は自宅とコワーキングスペースで働いていましたが、コロナウイルスの影響で施設が閉鎖され、家で仕事をする時間が増えました。これもひとつの機会だし、働く空間を見直そうと思ったのが2ヶ月前のこと。そのときはこんなに悩むとは思いもしませんでした……。

ワークスペースをもっと快適にしたい

これがワークスペースです。以前はひとつの机でがんばっていましたが、さすがに手狭になったので同じ種類の机をドッキング。本や資料を置く場所を確保することで、仕事の効率が大幅に向上しました。しかし、便利になった反面、新たな「悩み」が生まれたのです。

僕は左側のスペースで仕事、右側のスペースで読書や調べ物をしています。ご覧のように照明がひとつしかないため、本を読んでいるときなどに不便に感じるようになりました。

「『新しい便利は、新しい不便を生む』という格言があるけど、ほんとなんだなあ」と納得しましたが、それはさておき、これはなんとかしなければなりません。

卓上はデスクワークの必需品。しかし、意外と場所を取ります。

右側にも光源を用意すればいいのですが、デスクライトはけっこう場所を取るのでほかの手段を考えたいところです。さらに、本を読んでいるときは手元を、資料を整理しているときは机全体を、というふうに使い分けたいので光源の高さが調整できるとグッド。欲を言うと、いまのライトがインダストリアル系なので、ちょっとイメージを変えてシックな雰囲気なものを。

こんな具合に条件を足していった結果、見事にドツボにハマってしまい、照明選びは暗礁に乗り上げてしまったのです。

この悩み、「DRAW A LINE」で解決できるかも

そんなある日。クリエーティブユニット〈TENT〉の青木さんから「DRAW A LINEを使ってみて、感想を記事にしませんか?」という提案が寄せられました。

DRAW A LINEとは、突っ張り棒のトップブランドである〈平安伸銅工業〉と、TENTがコラボレーションしたブランドのこと。鉄製の突っ張り棒のTENSION RODを中心に、多種多様なアイテムを展開しています。

写真提供:平安伸銅工業

写真提供:平安伸銅工業

リビングだけではなく、キッチンやサニタリーでも活用できるDRAW A LINE。どう使おうかと検討しているとき、ふと、一枚の写真を思い出しました(この時点ではワークスペースに設置しようとは考えていませんでした)。

写真提供:平安伸銅工業

それがこの写真です。なんと、突っ張り棒を机の上に直接取り付けています。突っ張り棒といえば、ふつうは壁と壁、もしくは壁と床に取り付けるもの。この発想はまったくありませんでした。これなら場所を取らないし、光源の位置も調整できるし、小物などを置くスペースも確保できます。いやあ、それにしてもおもしろいアイデアですね。

この「レシピ」であれば悩みが解決できそうということで、さっそく試してみることにしました。

DRAW A LINEでワークスペースを拡張しよう

パーツは専用パッケージに入っていて、プレゼントにもよさそうだなと感じました。いまはまだ一般的ではありませんが、DIYパーツが贈り物の定番になる日が来るかもしれません。

取り付けに必要な工具はホッチキス(またはドライバー)のみ。DIYが苦手な方でも簡単に設置可能です。

こちらが現在のワークスペースです。両側から照らせるようになり、特に夜間の作業効率が向上しました。以前は照明がある左側に「重心」が偏っていましたが、TENSION RODを設置することで、視覚的なバランスも良くなったように感じます。

灯具だけではなくシェードも好きなものを選べます。じっくり悩み、今回はいちばんシックな黒色のシェードをチョイスしました。金色の真鍮ソケットとの対比も美しく、上品な印象にまとまったと思います。

照明の高さを自由に調整できるのもこのシステムならでは。手元に光を集めたり、机全体を照らしたりと、フレキシブルに活用できます。

電球はもっとも一般的なE26タイプのものを装着可能。今回はスマート電球を取り付けたかったので、電球を隠せるように大きいシェードを選びました。写真のようにデザイン性が高い電球を使用する場合はワイヤータイプのシェードもおすすめですよ。

トレーの最大荷重は2kg。大きさにもよりますが植木鉢なども設置可能です。

ランプの下にはトレイをセッティング。本や資料、スプレー、植物などを置くのに重宝しています。

数や角度を自由に調整できるのも魅力的。ウォークインクローゼットなどでの使用もおすすめです。

最上部にはフックを設置。テレワークの必需品となったヘッドセットを引っ掛ける予定です。

これだけ機能的なのに、コンパクトに設置できるのが実にうれしい。机が狭くて困っている方にとって有力な選択肢になるのではないでしょうか。

真鍮は肌や空気に触れることで表面が酸化し、すこしずつその色あいを変えていきます。すっかり落ち着いた色になる頃には、生活に欠かせない「相棒」になっているはずです。

DIYが苦手なので正直不安でしたが、思ったよりも簡単に取り付けられてホッとしました。特別な工具は不要ですし、家具の組み立てと比べたらはるかに楽でしたよ。強いて言えば、突っ張り棒をまっすぐ固定するのがちょっと難しかったです。不安な方は友人ややパートナーに手伝ってもらうことをおすすめします。

おっと、「取り付けたら終わり」ではありませんよ。パーツの高さを微調整したり、位置を入れ替えたり、アイテムを追加したり……。時間をかけてちょっとずつ「理想」に近づけていきましょう(こういうのでうんうん悩むのって、ほんとうに楽しいです)。

みなさんのSTAY HOMEの時間が、すこしでも快適になることを願っています。

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