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『リバーデイル』ヴァネッサ・モーガンが白人レギュラーに比べて報酬が少ないと告発、共演者が支持

  • 2020.6.4
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ドラマ『リバーデイル』のヴァネッサ・モーガンが白人のレギュラーに比べてギャラが少なかったと告発。ヴァネッサの告発にリリ・ラインハートも「10000%サポートする」と宣言した。(フロントロウ編集部)

トニー・トパーズ役のヴァネッサが告発

2017年から放送がスタートし、新シーズンとなるシーズン5の放送も決定している青春ミステリードラマ『リバーデイル』。ディズニー・チャンネル出身のコール・スプラウス(ジャグヘッド役)をはじめ、K.J.アパ(アーチー役)やリリ・ラインハート(ベティ役)、カミラ・メンデス(ヴェロニカ役)など、この作品がきっかけで多くの若手俳優がブレイクするなど、若者を中心に絶大な人気を誇っている本作。

画像: トニー・トパーズ役のヴァネッサが告発

2021年1月から全米での放送が予定されているシーズン5が待ち望まれているなか、今回トニー・トパーズ役で出演している俳優のヴァネッサ・モーガンがドラマについて衝撃の告発をした。

現在、アメリカでここ数ヵ月の間に複数人の黒人が非武装ながらにも白人警官に殺された事件を受けて、黒人の命にも価値があると訴える「Black Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)」運動や抗議デモが世界各国で広がっており、黒人であるヴァネッサもこの運動に参加。「私はもう黙ってない。#BlackLivesMatter」と綴った上で、Twitterに次のように投稿した。

「メディアでの黒人たちの描写の仕方にはもうウンザリ。私たちが悪党や危険人物、怒りに満ちた恐ろしい人々のように描写されるのにはもうウンザリ。白人の主役たちの薄っぺらい相棒として使われるのにももうウンザリ。ショウとしてではなく、ダイバーシティの宣伝のためだけに使われることにも。そういうものはメディアから始まるの。私はもう黙ってない」

メディアでの黒人の描写の仕方に異議を唱えた上で、映像作品において「白人の主役たちの相棒」に使われることを批判したヴァネッサ。「ダイバーシティの宣伝のためだけに使われる」とした彼女は続けて、『リバーデイル』における自身の立ち位置について、「私はシリーズにおけるレギュラーの中で唯一の黒人というだけじゃなく、報酬も一番少ない」とも告発した。

モーガンは本作でマドレーヌ・ペッシュ演じるシェリル・ブロッサムと交際するバイセクシャルのキャラクターを演じており、彼女は自身の役についても別のツイートで「異人種のバイセクシャルの象徴」とし、番組がダイバーシティを宣伝するために起用したと批判した。

共演者たちもリアクション

続けて、「『リバーデイル』での私の役柄は、友人でもあるキャストの仲間たちとは何も関係ない。彼らが脚本を書いているわけじゃないから」として、「だから彼らのことは攻撃しないで」とツイートしたモーガン。

「彼らが(制作を)指示していることわけじゃないし、私の肩を持ってくれるはず」と、共演者たちはきっと自身の味方になってくれるはずと語った。

そんなモーガンの言葉通り、彼女のこのツイートに共演者も反応を示しており、ベティ役のリリは「私たちはあなたを愛してるよ、V。10000%、あなたをサポートする」とツイート。

また、本作で学園の有色人種の女子生徒たちで結成されたジョシー&ザ・プッシーキャッツのメンバーの1人、メロディ・バレンタイン役として演じたアシャ・ブロムフィールドもモーガンの告発に反応。彼女もまた、自身の配役について思うところがあったよう。

アシャは「『リバーデイル』がプッシーキャッツたちをどう扱ってたかを私に言わせないで。バックに立って、物語に生意気さを加えること以上の貢献ができたはず」と、黒人女性たちが貢献できる役割は限られてしまっていたとした上で、「私は味方だよ、ヴァネッサ」とツイートした。

(フロントロウ編集部)

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