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美魔女は長生きする!? 「見た目年齢」と寿命の驚きの関係が明らかに

  • 2015.4.23
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“アンチエイジング”というと、美や健康にストイックというイメージもある一方で、世間では「加齢をごまかそうと必死になる姿が見苦しい」とか、「実年齢と見た目年齢が違い過ぎると気持ち悪い」とか批判的な意見もありますよね

しかし、実は“見た目を若く保つことと寿命の長さ”に関係があるということが分かってきたんです。今回は、見た目年齢と寿命の関係、自己知覚年齢と寿命の関係について、最近の研究結果と絡めてご紹介します。

 

「見た目が若い」と長生きする!?

南デンマーク大学のコーア・クリステンセン教授らの研究発表によると1,826人の双子のうち、女性の場合、“実年齢より老けて見られた”人たちは7年後の死亡率がそうでなかった人たちの1.9倍も高かったという事が判明したといいます。

双子という同じような遺伝子を持っていても、長年の生活習慣や環境の違いによって生まれた見た目の違いや健康状態に影響していたと考えられています。

同様に日本の抗加齢医学会などでも“見た目年齢の若い人は血管年齢や腸内年齢が若い”という調査結果も出ています。

 

■“年のサバ”は読んだ方がいい!? 

実年齢より若く年齢を申告することを“年のサバを読む”などと揶揄されますが、実はこのサバ読みにもメリットがあるとの発表があります。

2014年12月にイギリスのユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのアンドリュー・ステップトー氏らのグループが、“自分で感じている年齢”が健康に影響を与えるかについて65,000人分のデータを分析したところ、「実年齢よりも老けていると感じている」人に比べ、「若いと感じている」人では99ヶ月後の死亡のリスクが約40%も低いことが示唆されたと医学誌『JAMAインターナショナル・メディシン誌』で報告しているのです。

同研究グループによると、人は自分が年をとっていると感じていると、健康に関する問題が起きやすかったり、身体機能が低くなったりするだけでなく、うつ病や社会からの孤立、認知機能の低下、健康にかかわる行動での問題などが生じてくる可能性があり、その影響も考えられると指摘しています。

ただし、この関連性はまだ不明なところも多く、若いと感じることが寿命が延びるということを証明しているわけではないとステップトー氏は言います。

とはいえ、「もう若くないから。」とよく口にする人は、見た目や健康に対して全てが加齢のせいだと思い込み、見た目の若さや健康の為に何かしようとかいう意識が薄いせいで老けてしまう気もしますよね。

30代をどう過ごすかで40代が変わる。40代の過ごし方で50代の顔が決まると言われているのも一理アリだと思います。

 

手軽に情報を入手できる今だからこそ“知識を得た”ことだけに満足せず、自分の考え方や捉え方、感じ方を“変える”事で行動が変わるのではないでしょうか。行動が変われば見た目も体も変わるのは、延べ3万人を超えるクライアント様達を見てきた筆者も強く感じます。

(トータルヘルスナビゲーター:SAYURI)

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