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「人種差別について無知だった」ブレイクが語る教育の大切さ

  • 2020.6.3
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アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスで、白人警官がアフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドを殺害した事件を受け、女優のブレイク・ライブリー(32歳)とライアン・レイノルズ(43歳)夫妻が、全米黒人地位向上協会(NAACP)へ20万ドル(約2150万円)を寄付したことを明らかにし、自身のInstagramでメッセージを発信した。

5月25日(現地時間)に起きた、黒人のジョージ・フロイドが白人警官に暴行を受け、死亡した事件により、全米で人種差別に対する抗議活動が広がる中、ビリー・アイリッシュやレディー・ガガなど数多くのセレブたちも声明を発表。

5月30日(現地時間)に、ブレイクは自身のInstagramで、夫ライアンとNAACPへ20万ドル(約2150万)を寄付したことを明らかにし、3人の子どもを持つ親として考える、人種差別問題についてメッセージを発信。

「私たちはこれまで、子どもたちに本来とは違った法律のルールで裁かれる恐れがあることや、警官に車を停めるように命じられたときに、何かが起きるのではないかと心配する必要は全くありませんでした。そういった日常に不安を抱えて過ごしてる人たちの苦悩は、私たちには計り知れません。また、彼らの恐怖や怒りを想像することも出来ません。私たちは制度的な人種差別の根深さについて、無知であったことを恥ずかしく思います」
「私たちは、自分の両親とは違った方法で、子どもたちにこの問題について教えています。他の人々の経験から学び、この状況のすべてについて、また特に私たちの連帯責任について、子どもたちと話し合いたいです。今は、偏見や無知、犯した過ちについて(子どもたちと)話し合っています。過去を振り返ると、その過ちが見えてきます。そうすることで、私たちはどんな人間なのか、これからどういう風になっていくべきなのかを考えさせられると思います。これらの問題は、新たな教育法を見出してくれました」
「これからは、娘たちがこの異常な状態を増長することがないよう、また意識的にも無意識的にも他人に痛みを与えることのないよう、熱意を持って彼女たちを育てていくことを誓います。これが、ジョージ・フロイドやアーマード・アーベリー、ブリオナ・テイラー、エリック・ガーナー、そしてカメラが回っていないところで殺害されてしまった、すべての黒人男性や女性に敬意を表すため、私たちができる最小限のことです」
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自分たちの過ちについて触れ、人種差別をなくすには子どもたちへの教育が大事だと訴えたブレイクとライアン。また二人は、人種差別を撤廃するための署名活動にサインすることや、権力者たちへ抗議することなども呼びかけた。

未だに根強くある人種差別をなくすために、一人ひとりがこれらの歴史的背景を理解し、意識を変えていきたい。

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