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終身型の死亡保険のおすすめ5選!人気の保険プランをFPが徹底解説!

  • 2020.5.31
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大切な家族が自分の死後に困らないように「ある程度まとまったお金を遺してあげたい」と考える方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。少しでも何か遺したいという考えから、預貯金などの財産に加え、死亡保険で遺族保障を準備する方も多くいらっしゃいます。

今回のテーマは、その死亡保険の中でも【終身型】について、おすすめの人気プランを簡潔にまとめていきます。簡単に死亡保険(終身型・定期型)の概要についても触れたのちに、実際の商品を5つご紹介します。

生命保険の保険期間の考え方

生命保険には、大きく2種類の保険期間の考え方があります。死亡保障、医療保障、どちらもこの2種類が主となっています。2種類とは、今回のテーマである【終身型】と、希望する一定期間のみに備える【定期型】です。

終身型とは

終身型とは、加入時から亡くなるまで保障が「一生涯」続く内容です。保険期間は一生で、更新がありませんから見直しの必要もありません。加入時の年齢によって保険料も一生変わりません。

また、終身型の最大の特徴として、貯蓄性が高いことが挙げられます。貯蓄性が高いということは、保険の掛け金の内、通常の保険部分と、貯蓄として貯まっていく部分が含まれていることになります。このことから、必然的に、終身型は後述する定期型よりもかなり保険料が高くなります。

終身型は「保険も持ちたいし、貯金もしたい!」という方におすすめです。特に若いうちに加入しておくと、保険料も比較的安く抑えることができて継続しやすいでしょう。

定期型とは

定期型とは、その名称どおり「一定期間のみ」に備える内容です。一般的に「掛け捨て」ともいわれます。掛け捨ての最大のメリットは「とにかく保険料が安い」という点です。

終身型とはまったく違い、貯蓄性はほぼゼロで、解約返戻金がないことから、純粋に必要な保障のみを安価で購入するイメージです。

保険料で選ぶなら【低解約返戻型】

終身型の特徴として【貯蓄性が高く、保険料が割高】と紹介しました。最近では終身型でも、解約金を抑えて、保険料も抑えるタイプの【低解約返戻型】と呼ばれる新たな商品が発売されています。保障はもちろん一生続き、貯蓄性もあります。

では、通常の終身型と何が違うかとおうと、解約返戻金の戻りが少ない期間(低解約返戻期間)を設け、その期間内に解約した場合はかなり解約金が少なくなります。

低解約返戻型の終身保険がおすすめなのは、とにかく保険料を抑えて終身型の保険に加入したい方です。

若いうちに従来の終身型に加入している方は良いですが、40代以降で加入すると保険料がかなり高くなります。それでもやはり「一生涯の保障が欲しい」と思った際には、ぜひこの低解約返戻型を検討されてみてください。

ちなみに、低解約返戻期間後(一般的には払込期間が終わったあと)には、貯蓄性の高い従来の終身型とほぼ同じ解約返戻率になります。あくまでも「一定期間のみ解約返戻金を抑える」ことで、保険料を安価にしている商品ということです。

ネットの無料見積もりを活用

終身保険に加入しようとした場合、各保険会社のインターネットサイト上で無料見積もりが可能です。個人情報の入力は不要で、年齢や性別を入力するだけで、希望の商品の保険料目安がすぐにわかります。

従来の終身型と、保険料を抑えた低解約返戻型の、どちらも見積もりをしてみてから加入を検討するのもよいでしょう。

保険は、継続してこそ本来の効果のあるものです。継続するためには、少しでも保険料の負担が少ない方がよいと考えられます。ご自身の予算や、希望する内容を照らし合わせて、無料見積もりを参考に検討することをおすすめします。

おすすめ人気プラン5選

FPとして、私がおすすめする人気プランを5つご紹介します。よりわかりやすい仕組みでお伝えするために、以下ご紹介するのは全て円建ての終身保険です

あくまでも、私個人が「より読者の方のお役に立てるだろう」という基準で選んだものであり、特定の商品のみをおすすめする意図はありませんので、あらかじめご了承ください。

各商品の試算は、全て公式ホームページにて行っています。

  • オリックス生命【終身保険RISE(ライズ)】
  • アフラック【かしこく備える終身保険】
  • かんぽ生命【新ながいきくん(ばらんす型5倍)】
  • アクサダイレクト生命【アクサダイレクトの終身保険】
  • メットライフ生命【つづけトク終身】

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①オリックス生命【終身保険RISE(ライズ)】

オリックス生命の【終身保険RISE(ライズ)】は、低解約返戻型の終身保険です。低解約返戻型ですが、払込満了を過ぎれば100%を超える解約返戻率となり、非常に貯蓄性も高く安心です。

この商品では、重度の介護状態に該当した場合、所定の額を前払い保険金として給付する仕組みがあります。

本来であれば、終身保険の保険金とは「被保険者の死亡時に遺族に支払われる」目的ですが、被保険者が亡くなっていない場合でも、保険会社所定の重度の介護状態(要介護4または5)に該当すれば保険金を支払うという独自のサービスを導入しています。

これは契約者としては大変心強いサービスではないでしょうか。

【試算結果】40歳男性・死亡保険金300万円・65歳払込満了…8,556円(月払)

②アフラック【かしこく備える終身保険】

アフラック【かしこく備える終身保険】は、低解約返戻型の終身保険です。従来型の終身保険よりも70%程度に解約金を抑えることで、保険料の負担を減らしているということです。

保険金額の設定が、最低100万円から10万円単位で設定可能であるということは、より顧客のニーズに応えやすいと感じます。

たとえば、既に他社で死亡保障を持っている場合の補完として、アフラックでは100万円単位で細かく設定して加入できますので、無駄を省くことができると考えられます。また、「ノンスモーカー割引特約」として、非喫煙者の保険料割引があるのも嬉しいポイントです。

「三大疾病保険料払込免除特約」も希望すれば付加することができ、一生持ち続ける保険としては安心ですね。

【試算結果】40歳男性・死亡保険金300万円・終身払込…6,540円(月払)

ノンスモーカー割引適用、三大疾病保険料払込免除特約付加しています。なお、払込期間は終身払込のみです。

③かんぽ生命【新ながいきくん(ばらんす型5倍)】

かんぽ生命【新ながいきくん(ばらんす型5倍)】は、かんぽ生命の主力商品である終身保険のうちのひとつです。かんぽ生命の主審保険は、特約の組み合わせや、途中でもらえる一時金の有無などから、大きく4種類に分けられています。

今回おすすめする【ばらんす型5倍】は、なかでもより保険料が安価な商品です。

従来の終身保険同様、一生涯の保障で貯蓄性がある点は抑えつつ、働き盛りの時期には保障を大きく、払込満了後には、当初の保障の1/5に抑えることで、一生涯のうち必要な時期の保障は手厚くする合理的な保障内容です。

付加できる医療特約も充実しており、安心のラインナップです。

【試算結果】40歳男性・基本保険金額1000万円(払込期間中の死亡保障は1000万円・払込満了後は200万円)…11,690円(月払)

シミュレーション上【無配当総合医療特約1型・日額1500円】を付加しています。保険料内訳によると、終身部分だけでは10,600円でした。

④アクサダイレクト生命【アクサダイレクトの終身保険】

アクサダイレクト生命【アクサダイレクトの終身保険】は、低解約返戻型の終身保険です。そのことで保険料を安く抑えています。

本記事でおすすめしている5商品の中で、だいたい同じの前提条件で試算した結果、アクサダイレクトの終身保険が一番保険料が安い結果になりました保険料で選ぶなら、アクサダイレクトの終身保険がイチオシです。

アクサダイレクトの終身保険では、契約者向け無料サービスとして【セカンドオピニオン】のサポートを提供しているということです。医師の紹介はもちろん、紹介状の作成も無料ということで、保障を持つ安心にプラスできますね。

【試算結果】40歳男性・死亡保険金300万円・終身払込…5,661円(月払)

アクサダイレクト生命の終身保険では、払込期間は終身のみの取り扱いです。

⑤メットライフ生命【つづけトク終身】

メットライフ生命【つづけトク終身】は、死亡保険金を200万円・300万円・500万円・1000万円の4バターンから選ぶスタイルです。また、保険料の払込期間も、60歳・70歳・90歳の3パターンから選ぶスタイルです。

人によっては自在性に欠けると感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、シンプルな構成で選びやすいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この商品の特徴として、基本となる死亡保険金の約3~5倍の額が、災害を理由に死亡した場合や、所定の高度障害に該当した場合に支払われる点です。

終身保険でありながら、災害時の保障を大きく受け取ることができるのは、遺族に対する保障の面からとても安心できる内容であると感じました。

【試算結果】40歳男性・死亡保険金300万円・災害死亡時1500万円・70歳払込満了…9,864円(月払)

終身型の死亡保険に関するまとめ

終身型の死亡保険でも、各社さまざまな特徴があることがお分かりいただけたかと思います。

ご自身やご家族のニーズにぴったりの内容で加入できればベストですが、なにぶん終身型の死亡保険は、貯蓄性が高い分、掛け捨て型よりも割高です。内容の充実と同時に、保険料の予算も検討するポイントになるのではないでしょうか。

そのようなときには、何を優先したいのか、優先順位をつけてから比較検討をすることをおすすめします。

まずはインターネット上で無料見積もりを行い、保険金額も保険料もニーズに沿っているのであればそのままで良いですし、少々保険料が高い場合には、その商品の保険金額を下げるか、または同条件で他社の見積もりを行っても良いでしょう。

いずれにしても、保険とは、長期間保険料を払い続ける非常に大きな買い物です。継続できる保険料で末永く加入することは重要なポイントとなります。本記事を参考に、ぜひご自身やご家族にピッタリの終身保険に巡り合えますよう、祈願しております。

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