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どう変わる?「ディズニー・ワールド」再開に向けての10の工夫

  • 2020.5.30
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新型コロナウイルスの影響で、数カ月にわたって閉園されていたアメリカ・フロリダ州の「ウォルト・ディズニー・ワールド」。世界最大のディズニーリゾートは、2020年7月11日からパークの段階的な再開を発表! そこで注目されているのが、アフターコロナでの新たな運営方法。

まずは、マジック・キングダムとアニマル・キングダムから再開し、その後7月15日からエプコットとハリウッド・スタジオエリアをオープンする予定だという「ウォルト・ディズニー・ワールド」。とはいえ、やはりこれまで通りの運営とはいかないようで、パーク内ではウイルス対策が徹底されるという。

ウォルト・ディズニー・ワールドの上級副社長であるジム・マクフィー氏は、同パークが当面の間とる様々な措置について説明。中でも、注目すべき10のポイントをご紹介!

マスクの着用

3歳以上のゲストは、パーク内では常にマスクなどで顔面をカバーすることが必須に。スタッフにも着用が義務付けられる一方で、ゲストたちの熱中症などを防ぐために、マスクを外して過ごせる「リラクゼーションゾーン」を検討中とのこと。

パレードや花火の中止

人が密集するパレードや花火といったショーは、ソーシャル・ディスタンスを保つためにも、当面の間は中止されることに。

入園時の体温測定

ゲストとスタッフは、パークに向かう前に自宅で体温をチェックし、正常値であることを確認することが必須に。さらに入園前には再度体温測定を行い、健康上の問題がある場合は入園できなくなるんだそう。

食品購入時のキャッシュレス化

パーク内のレストランでは、ピックアップゾーンを利用することによって、スタッフとゲストの接触を可能な限り回避。また、キャッシュレス環境を作るために、電子ブレスレットである「マジックリストバンド」を導入予定。

ミート&グリーティングの中止

ディズニーキャラクターは、これまで通りパーク内のあちこちに出没するものの、近距離での交流は禁止に。キャラクターとのハグや自撮りもしばらくはNG。

「ソーシャル・ディスタンス部隊」の導入

6フィート(約180㎝)のソーシャル・ディスタントを保ったまま、ゲストをおもてなしするスタッフを準備中。ショッピングや食事といった場面で、訓練されたスタッフがゲストをサポートしてくれるんだそう。

パーク内・周辺機関の入場制限

再開の第一段階では、パーク内に入れるゲストの数は大幅に減少する予定。アトラクションはもちろん、周辺の交通手段、レストランや小売店といった場の入場制限も行われる。

新しい予約システムの導入

今後は、新しい予約システムによって入場制限を管理することに。ゲストは事前に計画を立てて、あらかじめチケットを予約しておかなければならないよう。また現時点では、新規チケット販売やホテルの予約が一時的に中止されており、既存のチケット保有者や年間パスポート保有者などが、段階的に予約のリクエストを行うことができるという。

対話式プレイエリアの閉鎖

見て触って観察できるようなプレイエリアは、しばらくは再開されない見込み。子供たちが危険にさらされないためにも、当分の間は閉鎖されるよう。

水場の制限

水のある場所に人が集まる傾向にあるため、噴水や水を使ったオブジェなど、ほとんどの水場がしばらく閉鎖されることに。

完全に元通りとはいかなくとも、再開の目途が立ったことに喜んでいる人は少なくないはず。すべてのゲストが安心して楽しめるように、遊びに行くときにはルールをしっかり守りたいもの。

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