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産婦人科医に聞いた!「VIO脱毛」のメリット・デメリット

  • 2020.5.29
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下着や水着からうっかりはみ出てしまう心配が減ったと、人気の「VIO脱毛」。でもデリケートな部位だからこそ、悩みや心配はつきもの。

そこで今回は、VIO脱毛のメリット・デメリットを、産婦人科医 富坂美織先生に教えていただきました。

VIOとは?

Vゾーンはビキニラインのことで、両足の付け根に囲まれたV字の部位をさします。Iゾーンは女性器の周りで、脱毛ができるゾーンとしては、性器の粘膜外側の毛が生えている部分。肛門周りのラインをOゾーンと呼びます。

では、アンダーヘアにはどんな役割があるのでしょうか?

「アンダーヘアが生えていることで、外部刺激による損傷を防いだり保湿をする役割のほか、菌が膣内に入りにくくなる効果がある、という説もあります」

VIO脱毛のメリット

「尿や便、月経血やおりものが毛に付着することによるニオイやムレ、かぶれといった不快な症状を軽減し、陰部を清潔に保つことができます。性行為時等の毛の巻き込みを防ぐこともできます」

最近では、将来介護をされる立場になったときに、介護する人の負担を軽減する目的で、排せつ物がつかないよう処理する“介護脱毛”を行う人も増えているそう。

VIO脱毛には、自信を持って水着を着こなせる! というファッション面での利点だけでなく、衛生面や老後の介護問題にもメリットがあるよう。

VIO脱毛のデメリット

良いこと尽くめのVIO脱毛にもデメリットはあるのでしょうか?

「アンダーヘアがないことで、保温効果や外部からの刺激による損傷を防ぐという効果は弱まるといえるでしょう。また、温泉などで自分自身が周りからの視線を気にしてしまう、という声もあります」

デザイン選びでの注意点

逆三角形や長方形などのナチュラルなデザインや、ハート型などの個性派デザイン、さらには完全無毛のハイジニーナなど、最近では脱毛のパターンも豊富。まずは、どんな風にデザインを選べば良いのでしょうか?

「自分にあった脱毛デザインを見つけ、そのデザインで気に入ったとしっかり確認してから、医療機関で永久脱毛をするのがよいと思います。あとで後悔しないように、デザインは事前に何度か試してしっかり決めましょう」

剃るのとは異なり、永久脱毛の場合は元に戻すのが難しいもの。トリマーやシェーバーを使った自己処理で、事前にチェックするのがGOOD。では、毛を残した状態と無毛、どちらがベター?

「先ほどお話ししたように、ヘアがないことでムレやかぶれなどの不快感が軽減される反面、保湿効果が弱まったり、外部からの刺激を受けやすくなるというデメリットも。よく考えた上で、デザインか無毛を選択するのが良いでしょう」

VIO脱毛での注意点

「レーザー脱毛の場合、色素沈着が進むとやけどしやすくなるので、日焼けしている時期は避けるように心がけて。また、生理中は肌のトラブルが起きやすく、痛みにも敏感になることがあるので、避けたほうが◎」

永久脱毛を考えているのであれば、安全性や効果が高く、痛みにも配慮してもらえる医療脱毛がおすすめなんだそう!

セルフ処理で気をつけること

最近は永久脱毛をする人も多いけれど、セルフ処理するときはどうケアするのがいいのでしょうか?

「デリケートゾーンは皮膚が薄く傷つきやすい部位なので、カミソリを使う前にクリームをしっかり塗りましょう。シェービングの後はクリームを洗い流し、きちんと保湿することも大切です。場合によってはシェービングの後に、冷やして炎症を抑えることも有効ですよ」

カミソリの状態が悪いと皮膚を傷つけやすいので、清潔に保つのも重要。使い捨てカミソリを何度も使い続けず、こまめに交換するのも手。

これからの季節は湿度も気温もグッと上がり、デリケートゾーンが蒸れやすく、かゆみやかぶれ、ニオイなどのトラブルも増える傾向に。アンダーヘアを処理して不快感や悩みを一掃し、毎日を快適に&心地良く過ごすのもおすすめです!

■お話を聞いたのは…

産婦人科医 富坂美織先生

産婦人科医、医学博士。不妊治療を専門とし、テレビや雑誌など、幅広いメディアで活躍中。順天堂大学医学部産婦人科教室非常勤講師も務める。著書に「2人で知っておきたい 妊娠・出産・不妊のリアル」(ダイヤモンド社)などがある。

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