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【基本】これだけ覚えておけばOK!インテリアのプロが教える「収納のコツ」3つ

  • 2020.5.27
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何かを使うときは使う目的があるので、収納している場所へ取りに行ったり出したりする行動は、それほどめんどくさいと感じにくいはず。ですが、使い終わったモノを元の場所に戻す“片付け”は、めんどうで出しっ放しになってしまう方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は整理収納アドバイザーのnonさんに、最低限知っておきたい“収納の基本”を教えてもらいました。家で過ごす時間が増えた今こそだからこそ、片付けを習慣化できる収納方法を考えてみましょう。

1:使う場所の近くに収納する

テレビボードの収納
出典: GATTA

使う場所に近ければ近いほど、片付けのハードルが下がります。たとえば、子どものおもちゃや洋服。子どものモノだからと言って、子ども部屋に収納する必要はありません。リビングで使うことが多いなら、リビングに収納スペースをつくりましょう。

また、よくあるのがリビングのテレビボードにめったに見ないDVDを収納しているケースです。テレビボードをDVDやゲームを収納する家具と思い込んでいる人もいますが、DVDやゲームの代わりに、家族がよく使う文房具や日用品を収納するのもおすすめです。筆者は費用頻度が高い、ペットの撮影に使うカメラを収納しています。

使用頻度の高いモノを優先的に、近い位置に持っていきましょう!

2:高さを意識して収納する

高い位置に収納する図
出典: GATTA

出し入れのしやすい高さを意識したことはありますか? 筆者の経験上、“肩から腰の高さ”が最も体に負担がかからず、出し入れしやすい高さです。

つぎにラクなのが腰から下の高さ。肩から上の位置は、踏み台などを使わなければ収納したモノが見えないことからも避けたほうがよいでしょう。

また、大人と子どもでは使いやすい高さが違います。家族の身長や目線の高さを意識して収納場所を決めましょう。たとえば、下駄箱なら上段にはシーズンオフや頻度の少ない靴、中段に大人の靴、下段に子どもの靴を収納するのがおすすめです。

3:動作数が少ない収納をする

鍵の置き場の画像
出典: GATTA

出し入れする際の動作数が少ないほど、片付けのハードルが下がります。毎日使うモノを片付ける際に、扉を開けて、引き出しを引いて、その中の箱に入れる……のように手順が多いと、めんどくさいですよね。

1日に何度も使うモノ、必ず毎日使うモノならわざわざ引き出しなどにしまわず、置くだけ、掛けるだけ、出しっ放しでもOKです。

筆者は、毎日使う家の鍵は玄関入ってすぐのチェストのトレーに“置くだけ”、買い物に持って行くトートバッグは玄関に“掛けるだけ”の収納にしています。でかけるときと帰ってきたときの動線に定位置をつくれば、「鍵がない!」「バッグを忘れた!」と慌てることが減りますよ。

納戸の収納ボックスの画像
出典: GATTA(ガッタ)

3つの基本を意識して収納する場所を決めることができたら、ラベルを貼りましょう。ラベルを貼ると、家族みんなが収納の中身を把握できるようになるだけでなく、使ったモノが片付けやすくなります。

ただ、決めた収納場所は永久ではありません! 日々の暮らし、子どもの成長やライフスタイルの変化のタイミングで見直しするようにしましょう。

【画像】
※yukiotoko / PIXTA(ピクスタ)

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