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ダイエットおやつにおすすめ! しっとり、おいしい「米粉のココアパウンドケーキ」

  • 2020.5.28
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カットされた米粉のココアパウンドケーキ

モチモチ、サクサク食感が人気のグルテンフリー粉製品

グルテンフリー の粉

近年、グルテンフリーの粉製品も、簡単にスーパーでも手に入るようになりました。グルテンを含まない代表的な食材は、お米、とうもろこし、そば、いも類、豆類、ナッツ、雑穀などです。種類も豊富にあり、米粉、玄米粉、片栗粉、大豆粉、トウモロコシ粉(コーンフラワー・コーングリッツ・コーンスターチ ※粉の挽き方や粗さで名前が変わります)、タピオカ粉、そば粉、アーモンドプードル、ソルガムきび(イネ科の穀物で日本では「たかきび」とも呼ばれています)、ココナッツフラワー(ココナッツ粉)など、数多くあります。

料理レシピ本で小麦粉を使用したメニューでも、材料を簡単に置き換えることができます。置き換えとして、私は米粉や片栗粉(じゃがいも(馬鈴薯)のデンプン)を主に使用しています。

米粉とは、お米を製粉した粉のことです。「もち米」で作られるものと「うるち米」で作られるものがあり、米の種類や加工方法によって「米粉」「上新粉」「白玉粉」「もち粉」「道明寺粉」などさまざまあります。「米粉」として、一般的に流通している商品は、「上新粉」「白玉粉」「もち粉」「道明寺粉」などとは、性質も用途も違い、代用は難しいとされています。

以前は、米粉は小麦粉と比較すると値段が高かったのですが、最近では流通量も多くなり、価格もだいぶ手ごろになってきました。また、米粉はお米の新しい食べ方として、脚光を浴びています。製粉技術の進歩によりパンやケーキ、麺類など幅広い用途で利用されるようになり、米粉特有のモチモチとした食感も人気を集めている理由のひとつでしょう。

米粉のメリットは、
1.粒子が細かく、ダマになりにくい
2.油の吸収率が少なくカリッと仕上がる(例えば、てんぷらを米粉で揚げた場合、油の吸収率=米粉21%、小麦粉38% ※鶏もも肉を揚げたときの衣の吸収率)
3.バランスのとれたアミノ酸が豊富
など、たくさんあります。

今回は米粉を使ったスイーツレシピをご紹介します。

米粉のココアパウンドケーキ

【米粉のココアパウンドケーキ】
(縦17cm×横7cm×高さ6cmの型1台分)

<材料>
・無塩バターまたはオリーブ油 100g
・卵 2個(Mサイズ)
・砂糖(てんさい糖がおすすめ)100g
・米粉 90g
・ココアパウダー 10g
・ベーキングパウダー 小さじ1
・ナッツ類 50g(アーモンド、カシューナッツ、くるみなど)
・チョコチップ 適量(飾りつけ用)

<作り方>
(下準備)
・ナッツ類は、粗くきざんでおく
・米粉、ココアパウダー、ベーキングパウダーの粉類を混ぜ合わせておく
・オーブンを160℃に予熱しておく
・型にクッキングシートを敷いておく

1. ボウルに無塩バターを入れ、湯せんで溶かす。
2. 別のボウルに、卵、砂糖を入れて泡立て器でよく混ぜる。
3. (2)に、混ぜ合わせておいた粉類を加え、さっくりと混ぜる。
4. (3)に(1)またはオリーブ油(100g)を加え、湯せんしながら泡立て器で混ぜる。ナッツ類を加えてさらに混ぜ合わせ、型に流し入れる。最後にチョコチップを振りかける。
5. 160℃に熱したオーブンで40~45分焼く。竹串を刺し、生地がついてこなければ焼き上がり。(焼き時間はご使用のオーブンの機種により多少異なります)
6. 型からはずして冷ます。クッキングシートをはずしてお好みの大きさに切る。

米粉を使用しているので、表面がサクサク中身はしっとり。ナッツによって健康効果も異なるので、お好みで楽しんでみてください。

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