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結婚を彼に任せてない?…プロポーズされた女性がしがちな「大きな勘違い」 #141

  • 2020.5.26
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銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、プロポーズされたけれど一向に進展しないという30歳女性。一切を彼に委ねようとする彼女に、佑雪さんが「結婚とは何か」を指南します!

文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子

【クラブ佑雪】vol. 141

「プロポーズされたのに進展しないんですけど」

結婚しようと言われてから進展がない。時折入籍しようか、と言われるけどこのままでいいのか。自分から進めたほうがいいのでしょうか?

(あ 30歳未婚 マルチプレイヤー)

プロポーズから始まる試練を乗り越えてこそ!

そんなそんな、マルチプレイヤーさんが何をおっしゃいますか!!!! プロポーズされたんでしょ? 時折ってことは、何度も入籍しようかって言われてるわけでしょ? 「進展がない」って、それは彼のセリフだと思いますよ? もうね、結婚したいんだったら、どんどん進めていかないと! 彼任せにしてちゃダメですよ。ご自身でもどんどこ動いていかないと。結婚は彼がしてくれるものじゃなく、2人でするものなんですから!

次、彼と話す機会があったら、おはようとかこんにちはの挨拶の前に「うちの親に会う日、いつにする?」くらい言っていただきたいくらい。とにかくね、結婚は双方の親、家族に会う。式をするしない。するとしたらどのくらいの規模、どのくらいの予算をかけてどこで、いつするのか。住む場所はどうする? 家なり部屋なり借りるのか買うのか。生活費の負担はどっちがどのくらいもつのか。

もうね、仕事以上に予算編成とスケジューリングをこなしていかないとできないものだし、それにまつわる確認、確認、また確認を彼と詰めていく作業のしんどさったら、想像を絶しますからね! 「進めたほうがいいのでしょうか?」なんて、のんびりしてる余裕なんてないない!

そして、それはお互いを本当の意味で知る第一歩でもあります。愛と信頼があるから結婚することにまでなったと、そう思うじゃないですか。ところがどっこい! 婚約指輪を買う買わない。買うならどこでどういうの、を決める時点で「そんなブランド好きの女だと思わなかった」「指輪も買わないケチ男だったなんて!」みたいな価値観の相違から、上っ面の愛や信頼が吹き飛んじゃったりするんですから。

まあ、もめるときはたいていお金の話か、お互いの家族との距離感の違いが問題になるんですが、そこをクリアしてはじめて夫婦になるわけですから。その確認のためにも、結婚への手順を次々、踏んでいくことをおすすめいたします。

「もう別れる〜」ってなんて、破談になる2人もいれば、焼き払われた荒野から、改めて信頼関係を築き直して晴れて入籍するカップルもいる。もちろん、そんないざこざなしでスムーズに結ばれる方々もたくさんいます。ご相談者さまと彼のリアルな相性はどうなのか。それを知るためにも、結婚話をずいずいお進めされるとよろしいかと存じます。ご相談者さまに幸あらんことを!

※ お悩み募集しています。お気軽ににどうぞ!

藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)
元リアル銀座のクラブのホステスを経て、WEB上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママ。占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。WEBサイト『TABI LABO』で「「今、ツラい」が自由になる! 12星座占い」、『食ベログマガジン』で『出世ごはん』の連載中。

©Drazen Zigic/Gettyimages

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