1. トップ
  2. 密を避けて集う!ニューヨークの公園が導入した画期的なアイデア

密を避けて集う!ニューヨークの公園が導入した画期的なアイデア

  • 2020.5.26
  • 406 views

新型コロナウイルスの新規感染者数が徐々に落ち着きをみせはじめ、外出解禁をする国や地域も。ただし、第2波を引き起こさないためには、引き続きマスクの着用やソーシャルディスタンスを守るなど、新たな生活様式に切り替えていく必要があるとのこと。そこでニューヨークのとある公園が、画期的な新型コロナ対策を導入し、ニューヨーカーから好評を得ている様子。

※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

※また、日本における新型コロナウイルスに関する最新情報については厚生労働省やWHOのサイトをご確認ください。

気温が暖かくなるにつれ、公園を訪れる人が増加しているというニューヨーク。とある週末に観測された入場者数が問題視されたことをきっかけに、ビル・デブラシオ市長は感染拡大を食い止める措置を行うことを発表。

「先週末、市内の公園は想定以上に混雑していました。これは、公園が抱えている物理的な問題だと思います。そこで、入場制限を設けるという対策こそが問題解決に繋がると考えました。なぜそんなことするかって? 命を守るためです」

▲5月初旬には混雑を極めていたニューヨークの公園の様子

ニューヨーク市長の宣言により、市内の公園で段階的に入場制限がとられることになったものの、そんな流れを汲んで独自の画期的なアイデアで新型ウイルス対策を行ったのが、ブルックリンにあるドミノパーク。

それは、芝生の上に大きなサークルを描くというもの!

サークルはそれぞれ6フィート(約180cm)ほどの距離が取られており、人々はグループごとにサークル内に収まることによって、必然的にソーシャル・ディスタンスが守れる仕組みに。さらに公園内を移動する場合、サークルの外側を通ることによって、極力他人との接触が避けられるという。

サークル内では、マスクを着用した上で友人と集まったり、日光浴をしたり、愛犬との時間を過ごしたりと、思い思いに過ごすニューヨーカーたちの姿が。日中はもちろん、日没頃まで利用者は絶えないよう。

密を避ける新たな仕組みで、安全に公園での時間を楽しめるようになったニューヨーク。新たな生活様式に合わせて、日本でも画期的なアイデアが生み出されるかもしれません。

元記事で読む
の記事をもっとみる