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「自分に誇りを持って」セレーナが移民の卒業生に伝えたこと

  • 2020.5.26
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5月23日(現地時間)に、2020年度に高校や大学を卒業する移民の学生のためのオンラインイベント「Immigrad 2020 Virtual Commencement」が開催。そこに、世界的人気歌手のセレーナ・ゴメス(27歳)がサプライズ出演! 彼らに激励のメッセージを送った。

新型コロナウイルスのパンデミックにより、多くの高校や大学が休校になったり、卒業式などの行事が中止になってしまった、今年度卒業の学生たち。それを受け、移民支援団体の「Define American」、「FWD.us」、「United We Dream」らが、2020年度に卒業した移民の学生たちを祝うために、YouTubeでバーチャル卒業式『Immigrad 2020 Virtual Commencementを開催。

そこにサプライズ出演をしたセレーナ・ゴメスは、皆で一緒に祝うことはできないけれど、自分の成し遂げたことに誇りを持つべきだとコメント。

「移民の学生の皆さん、卒業おめでとうございます。これはバーチャルセレモニーだけど、あなたやあなたの家族、コミュニティにおいても、とてもリアルなものです。あなたたちがとても大切な存在だということ、あなたたちの経験は、アメリカの歴史の一部だということ知ってほしい」

また、自身のルーツについても語り、卒業生へエールを送った。

「私の家族がメキシコからここに来たときから、私のアメリカでの人生がスタートしました。私は、メキシコ系アメリカ人3世として誇りを持っているし、私の家族が歩んできた人生と彼らの犠牲のおかげで、今の私がいます。私の人生は、決して特別なものではありません。みんなそれぞれが、似たようなストーリーを持っているのです」
「移民のステータスや家族の出身地に関係なく、教育を受けるため、また家族を誇りに思うために、そしてあなたの世界を切り開くために、あなたは行動を起こしたのです。私は、たくさんの愛をあなたたちに送ります。みなさん、おめでとうございます。あなたが望む未来に、出発できることを願っています」

子役時代から女優や歌手として活動するセレーナは、2016年からメンタルケアのため休業し、2019年に表舞台に復帰。それ以来、楽曲製作やコスメブランドを立ち上げるなど、パワフルに活躍しているけれど、それも多くの経験があってからこそなのかも。きっと、卒業生のみんなにも彼女の感動的なメッセージが伝わったはず。

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