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「エール」津田健次郎の“イケボ”語りも話題、声優ナレーションの効果とは?

  • 2020.5.24
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窪田正孝、二階堂ふみが夫婦役を演じる連続テレビ小説「エール」
(C)NHK

【写真を見る】“イケボ”が話題!「エール」で"語り"を担当する津田健次郎

窪田正孝主演、二階堂ふみがヒロインを務める連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。窪田演じる作曲家・古山裕一と二階堂演じる音、夫婦二人三脚でヒット曲を生み出す物語は、現在第8週が終了。東京で作曲家の道を歩み始めた裕一の奮闘が描かれている。

山崎育三郎演じる"プリンス"佐藤久志や三浦貴大演じる"団長"田中隆など、個性的な登場人物も加わり物語が華やぐなか、彼らを温かく見守り、時にツッコミを入れる"語り"にも注目が集まっている。

本作で"語り"を務めているのは、人気声優・津田健次郎。彼の"イケボ(イケメンボイス)"がもたらす魅力と、声優起用の効果について考えてみよう。

クセの強い登場人物に負けない! 「声のプロ」の本領発揮

【写真を見る】“イケボ”が話題!「エール」で
※画像はスタスケより

津田は1995年にテレビアニメ「H2」野田敦役でデビューし、「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」海馬瀬人役、「ゴールデンカムイ」尾形百之助役など、アニメ・ゲームや吹き替えなどで活躍する人気声優。深みと色気のある低音ボイスが魅力だ。「キングオブコント2019」(2019年、TBS系)でもナレーションを担当していたが、「エール」の出演オファーを受けて「まったくの想定外で驚きました」とコメントを寄せていた。

これに対し、「エール」制作統括の土屋勝裕氏は「今回の『語り』は、客観的なことに加え心情も語り、ときに登場人物に突っ込みを入れたり、ときに嘆いたり、それも音楽がガンガン鳴っているなかで、視聴者にも聞こえるように語らなくてはならない、一筋縄ではいかない『語り』となっています」と、起用の理由を解説。

実際に聞いてみると、シリアスなトーンとコミカルなトーンを自在に使い分けて物語を導き、"声の演技のプロ"ならではの持ち味を存分に発揮している。個性の強い登場人物にも負けない"浮かず、沈まず"のバランス感は、津田自身がアニメや吹き替えだけではなく、実写作品の俳優・監督として活躍していることも影響しているのだろう。

ベテランから若手まで…あの番組を支える声優たち

「声優といえばアニメ」という印象が強いかもしれないが、テレビ番組のナレーターとしておなじみの声優も多い。ベテラン勢では「ドラゴンボールZ」セル役の若本規夫が「人志松本のすべらない話」(フジテレビ系)、「新世紀エヴァンゲリオン」碇ゲンドウ役の立木文彦が「世界の果てまでイッテQ!」(毎週日曜夜7:58-8:54、日本テレビ系)、「ワンピース」ロロノア・ゾロ役の中井和哉が「スッキリ」(毎週月~金曜朝8:00-10:25、日本テレビ系)水曜などでナレーションを担当。声を聞いただけで「ああ、あの番組ね」とわかる、番組の個性に欠かせない存在だ。

さらに近年では、ともに話題作「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」に出演する神尾晋一郎が「世界はほしいモノにあふれてる」(毎週木曜夜10:30-11:15、NHK総合)、駒田航が「news zero」(毎週月~木曜夜11:00-11:59、金曜夜11:30-0:30、日本テレビ系)金曜を担当。

女性声優でも、水樹奈々が「満天☆青空レストラン」(毎週土曜夜6:30-7:00、日本テレビ系)、沢城みゆきが「報道ステーション」(毎週月~金曜夜9:54-11:15、テレビ朝日系)の月曜・水曜を担当するなど、活躍の場は広い。

ちなみに「ありえへん∞世界」(毎週火曜夜6:55-8:54、テレビ東京系ほか)のスペシャル番組では毎回、神谷浩史、釘宮理恵、櫻井孝宏、悠木碧といった人気声優による、再現ドラマのボイスオーバーが恒例となっている。

人気声優の起用で、アニメ・ゲームファンの視聴者も獲得

アニメやゲームでおなじみの人気声優の起用は、普段番組を見ない層がテレビをつけるきっかけにもなるだろう。実際にSNSでは、「ツダケン目当てで『エール』を見始めた」「毎朝ツダケンの声を聞けるなんて贅沢」「聞いたことある声だと思ったらツダケンだった」といった声もあがっていた。

津田が「エール」の「語り」を務めると発表された一報で、土屋氏は津田の魅力を「落ち着いた声で聴きとりやすく、耳に心地よく、何より、うまい!」と語っている。これこそが"声の演技のプロ"である声優をナレーションに起用する最大の魅力だろう。

聞き取りやすく、感情の表現にも長け、さらにはアニメ・ゲーム・声優ファンからの注目も集まる。津田の評判を受けて、今後はさらにテレビから声優の美声が流れてくる機会が増えるかもしれない。(ザテレビジョン)

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