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ケンダル・ジェンナー、不安障害とパニック発作の経験を語る

  • 2020.5.21
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カーダシアン&ジェンナー家の一員で売れっ子モデルのケンダル・ジェンナーが、自身が不安障害と診断され、治療を受け始める前に経験した“クレイジーな”パニック発作について打ち明けた。

TV番組『グッド・モーニング・アメリカ』に出演したケンダルは、最初に症状が出たのはまだ幼い頃だったと告白し次のように語った。「まだ本当に子供の頃でした。息ができないような気がして、急いで母のところに行ったのを覚えています。母に、『ママ、息ができない気がする。何かがおかしいよ』と訴えました」

ケンダルの母クリス・ジェンナーは、娘に身体的な問題があるのかどうか確認するため、いくつもの病院に連れて行ったというが、どの医者もケンダルに「問題はない」と診断。不安障害であることはわからなかったそう。

その後、症状は落ち着いたものの、モデルの仕事が急に増え始めると、再び苦しめられるようになったというケンダル。

「たぶん3年か、4年前くらいだったと思います。症状が完全に復活しました。ひどいパニック発作を起こすようになったんです」「ようやく自分に必要な情報を得ることができたのは、その後でした」

ケンダルはファッションデザイナーのケネス・コールがメンタルヘルスの問題を抱える人たちを支援するために開始した取り組み「メンタルヘルス・コーリション(Mental Health Coalition)」に協力。インスタグラムを通じて、新型コロナウイルスの感染拡大で外出が制限されるなか、問題にどのように対応しているか正直なところを話し合おうと呼びかけている。この取り組みによって、精神疾患に対する偏見との闘いを支援したい考えだという。

ケンダルは、「#howareyoureallychallenge」のハッシュタグをつけて投稿した動画で、次のように語った。

「自宅待機が指示されてから、私は色々なことについて考えてきました。主にメンタルヘルスについてです」「気分がいい日もあれば、不安でたまらない日もあります」

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How are you, really? I am proud to stand with @kennethcolereal and The Mental Health Coalition, to end the stigma against mental health conditions. It is important, now more than ever, that we come together to promote acceptance and inspire hope. Together, and only together, we can make a difference in millions of lives. Please join me, and share how you are, really. #howareyoureallychallenge @mentalhealthcoalition @howareyoureally i nominate @kimkardashian @justinbieber @haileybieber @jenatkinhair ❤️ tell us how you’re feeling

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なおケンダルは、姉のキム・カーダシアンや姉妹のヘアスタイリストであるジェン・アトキン、そして友人のヘイリー・ビーバーとその夫のジャスティンにも、このチャレンジへの参加を呼びかけ。

キムはそれに応えてインスタグラムのストーリーズに動画を投稿し、こう打ち明けた。「私は自分のことを、本当に精神的に強い人間だと思っているけど、最近は問題を抱えているわ」「4人目の子供を産む直前に、大きな不安を感じるようになったの。それがまた大きくなってきている感じ」

こうしたセレブの訴えにより、大切なのは心の問題を汚名や烙印ととらえるのではなく、正しく把握し向き合うことなのだということが、より広く認識されるようになることを願いたい。

Photos: Getty Images, Courtesy of Kendall Jenner via Instagram From Harper’s BAZAAR

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