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ジャンヴィト・ロッシ氏「ラグジュアリーとは、クオリティの一部であると考えます」

  • 2020.5.19
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世界が憧れる美しい靴の生まれる場所で…ジャンヴィト・ロッシ氏にスペシャルインタビュー

「ラグジュアリーとは、心地よさや楽しさを感じさせるもの。『ジャンヴィト ロッシ』の靴づくりにも、その考えは反映させています」

シンプルな美を極めたスティレットヒールパンプスからレッドカーペットを飾るドレスシューズまで、どんな靴にも絶賛の声が寄せられる「ジャンヴィト ロッシ」。

靴_1
「ジャンヴィト ロッシ」では、立体的な足型に直接描き込んでいきます。

「ラグジュアリーとは、それを身につける人に心地よさや楽しさを感じさせるものであり、クオリティの一部であると考えます」

と、靴づくりにおける哲学を語るジャンヴィト氏へのインタビューは、彼が生まれ育った町であり、イタリアで最も有名な靴づくりの地区であるサン・マウロ・パスコリにあるファクトリーで行われました。

靴_2
ファクトリー内にあるアトリエで行われる靴のデザイン。

「職人技とは、複雑なものです。それを完璧に教えてくれる学校や本もありません。年月をかけて会得したレシピのようなもの…それが大切です。トゥやヒールなどのデザインのエッセンスに加え、長い経験がものをいうフィッティングという重要な面もあります」

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クロコダイルなど世界中から集めたハイクオリティなプレシャスレザーをはじめ、さまざまな素材を色別に保管するストックルーム。

「父、セルジオ・ロッシが築き上げた企画・製造や素材使いの経験に裏打ちされた技術力は、『ジャンヴィト ロッシ』の強みでもあります。デザインが2ミリ変われば、アーチの形も変わります。型づくりにおいても、培った経験からすぐに適切なフォルムをつくり出せます」

常にルーツとフィロソフィに立ち返り、遵守する姿勢が快適で美しい靴を生み続けているのです。

縫い代などのレザーが重なる部分を薄く加工するなど、履き心地の追求のため、細部に至るまでこだわった数々の工程があります。
縫い代などのレザーが重なる部分を薄く加工するなど、履き心地の追求のため、細部に至るまでこだわった数々の工程があります。
最新の設備を完備したファクトリーはモダンな雰囲気で、労働環境も非常にクリーン。おそろいのユニフォームがおしゃれです。
最新の設備を完備したファクトリーはモダンな雰囲気で、労働環境も非常にクリーン。おそろいのユニフォームがおしゃれです。

ジャンヴィト・ロッシさん
「ジャンヴィト ロッシ」設立者
(ジャンヴィト・ロッシ)歴史のある靴職人一家に生まれ、20年にわたり父に師事。靴づくりにおける奥義や技術を譲り受け、2006年に自身のブランドを設立。

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