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「フィットする」家具を選び、つくれるものはつくる。二人暮らしのインテリア

  • 2020.5.16
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「ジャストサイズ」を選んで暮らす、12畳のLDK

西口さんご夫妻が暮らすのは、50㎡ほどの2LDKのお部屋。 二人暮らしのスタートに選ばれたお部屋は、実はちょっとした掘り出し物。築30年で古い状態だったお部屋をたまたま見せてもらう機会があり、入居を条件にリノベーションしてもらったものだそう。

「立地のわりに家賃が安く、満足しています。繁華街にも徒歩圏内だし、ほとんど自転車で行動ができるので。休みの日には近所のカフェや、おしゃれなお店に行くのが楽しいです」

縦長12畳のLDKに合わせた家具は、きっちり採寸してベストなサイズのものをチョイス。ダイニングの椅子は、それぞれ別々のお部屋で吟味して選んだもの。京都の70B、ANTRY、CRASH GATE、niko andなど、様々なお店に足を運んだそう。

ソファの後ろにはプロジェクタが置ける棚をDIYで設置。大画面で映画などを楽しみます。

窓際には、ブロックと板を使って、本棚とパソコン作業ができるスペースを用意。

こちらは和室。落ち着いた雰囲気の空間ですね。

廊下には、お二人の雰囲気によくマッチするアートと、グリーン。

「極力、つくる」がマイルール

ナチュラルスタイル、ヴィンテージスタイルなど決まった形にとらわれるのではなく、なるべく自分たちの好きなものを詰め込んで、ミックスしてお部屋をつくっているという西口さん。リビングはウォルナット、玄関や洗面所はメープル、というように、「木の色を揃える」ということもポイントのひとつです。

そして、「つくれるものは、極力つくる」がルール。リビングにあるプロジェクタの棚、本棚兼テーブルなども、お店で売られているものを参考にしながら、自分でぴったりのものを作りました。

DIYを始めるきっかけとなったのは、こちらのキッチン前のカウンターをつくったこと。3段のカラーボックスを土台に壁をたて、奥には冷蔵庫&パントリーのスペースも作りました。作業台や収納スペースが増え、とても便利になったそう。

レンガ風壁紙に、有孔ボードを使ったディスプレイウォール。カフェみたいな素敵な雰囲気になってますよね。

これも素敵だな!と思ったのは、洗面所にある小さな棚。扉があることで、スッキリした見た目になっていますね。

ベッドルームにあるおしゃれなスタンディングライトも、なんと手作り!単管パイプの中に電源コードが隠されています。

夜も素敵な雰囲気ですね。

ひとつひとつ、自分たちの暮らしに必要なものを吟味して選び、ぴったりのものを自分でつくる。そんな風にしてできた二人暮らしのお部屋。必要なものにすぐ手が届き、それぞれ居心地の良い場所がある。そんな「自分たちにフィットする」暮らしのありかたが、とても素敵だなぁと感じました。

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